「デジタル庁」について考える

こんにちは。うつ病休職エンジニアの三十郎です。

次期総理大臣候補の菅さんが設置を提唱した「デジタル庁」。「ITだろ」、「いやICTだろ」などネーミングのセンスについてはさておき、英断だと思います。コロナ過を経て、電子立国だったはずの日本が、今やIT後進国にまで落ちぶれた様子を嫌というほど見せつけていただきました。

誰が悪いのか? 国の舵取りが悪いのでしょう。国を動かすリーダーたる者、国民生活をより豊かにするために、有益な最先端技術を積極的に取り込んでゆかなければ産業は発達しません。いわゆる第3の矢「成長戦略」に直結するものですから。国会議員の先生方は、お忙しいので「変化が早すぎて勉強する時間が無い」と言い訳するでしょうが、現代社会のリアルを勉強せずに国を動かそうという発想そのものが誤っていると何故気がつかないのでしょう? ITを「イット」と言った笑い話は有名ですよね。一応、東大、慶応、早稲田など立派な大学を卒業されたエリートさんなのでしょ? 勉強の大切さを人一倍分かっているはずです。国民に「努力しろ」という前に、自分たちが率先垂範して背中で示すのが真のリーダーの姿です。

この際、国会の先生方にセンター試験のように「デジタル検定試験」を受けさせ、点数を公表すると脅せば勉強する気になるかもしれません。赤点では、さすがに地元選挙区に対して恥ずかしいですよね? 「俺は高齢者だからデジタルが分からなくて当然だ!」と開き直る先生もいることでしょうが、そんな甘えた高齢者に日本の未来など託したくありません。

問1.Wi-FiとBluetoothの違いを的確に述べている文を以下の4つから選択せよ。

問2.5Gがもたらす社会的変化について200文以内でまとめよ。

のような基礎知識、社会常識をどれだけ理解しているのか試させてほしいものです。その上で、選挙を実施すべきかなと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?