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中国旅行 Day8 大雁塔・西安城壁

大慈恩寺

今日も宿の朝食を食べて、観光へ向かう。まずは陝西歴史博物館に向かう。ここは予約が必要らしいが、WeChatでは中国の電話番号が必要らしく予約が出来なかった。ダメ元で入れないか窓口で聞いてみるがやっぱりダメ。仕方ない。そのまま少し歩いて大慈恩寺へ向かう。ここは西遊記に出てくる三蔵法師こと玄奘が仏典の漢訳を行った寺院だ。院内に巨大な大雁塔があり、そこでインドから持ち帰った経典を保管していたそうだ。院内は意外に広く唐代の寺院がよくわかり面白かった。 

お馴染み般若心経もここで訳された

昼食は近くにあった店にはいった。注文して支払いもしたのに物が来ないので問い合わせたが、全く伝わらない。もう一度払え、と言ってくる。強めにものが来ていない。金は払った、と伝えると商品が出てきた。羊肉泡馍を注文。西安の名物で、羊と牛のスープの中に砕いたパンと春雨が入っている。味はまあ普通といったところ。ヘルシーそうに見えるが、結構油を使っているようだ。途中で飽きてしまい半分くらい残してしまった。三軒隣の店で包子を一つ買った。たったの4元。熱くてもちもちで美味しかった。

近くのショッピングモールには孫悟空

南に歩くと大唐不夜城という歩行者天国があった。周りには唐代風の建物が並んでおり、中はショッピングモールや劇場になっている。あまり繁盛してはいないようだ。バスに乗って北へ向かう。バスの運転が荒く少し車酔いしてしまった。普段車酔いはしないので、久しぶりの経験だ。中国の運転マナーははっきり言って悪い。赤信号でも平気で突っ込んでくる車が少なくない。

西安城跡

少し休んで車酔いがマシになったので、西安城壁に登る。街を囲っている明代の城壁で、中国の都市の城壁と聞いて思い浮かべるアレである。城壁の上は思ったよりも広く、開放的な感じだった。街を見渡しながら散歩するのにはピッタリである。レンタサイクルもあって、自転車で城壁の上を走っている人もいた。今回は南門から入り、西門まで歩いた。一周の4分の1歩いたが、それでも3キロ以上あった。昔の城壁の上を散歩するのはとても楽しかった。

城壁の上を歩いているだけで楽しい

一度宿に戻り少し休んだ後、再び回族街へ。お土産を少し購入。夜は魚香茄子を食べた。麻婆茄子の元になった料理らしい。日本の麻婆茄子よりも甘辛い風味である。四川料理らしいが辛味はあまりない。麻婆茄子同様ご飯によくあって美味しかった。

明日の朝は早くから移動なので宿に帰って今日のうちにパッキングを済ましてしまおう。



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