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251:哲学 功利主義

土曜日は哲学です🎵

功利主義

私たちはいかに振る舞うべきかについての考え方

最初にそれを提唱したのは

イギリスの経済学者・哲学者であるジェレミー・ベンサムで

それをのちにジョン・スチュアート・ミルが体系化した


結果主義

現代の哲学者は功利主義を結果主義のひとつとして考えている

結果主義とは

「どのような行為を実践するのが、道徳的に正しいのか?」

という問いに

「最善の結果を生む、あらゆる行為である」

というように答える

この答えが成り立つためには

私たちは世界のどのような状態が他の状態よりも

客観的に「より善」なのかを知っていなくてはならない

これはかなり難しいことだ

功利主義者

功利主義者は善とは何かについて

快楽主義的見解を持つ結果主義者である

彼らは快楽のみが客観的な善であると考える

ほかの結果主義者は善には快楽だけでなく

尊敬や平等も含まれると考えている

どのような快楽を重視するかは個々の功利主義者によって異なる

ベンサムは

「偏見を抜きにすれば、プッシュピン遊び(ピンをはじく子どもの遊び)は音楽や詩の技芸と同じ価値を持つ」

と述べ、快楽とは質ではなく量で測るべきだと考えていた

それに対してミルは知的欲求を満足させる方が

単なる感覚的欲求を満足させるよりも優れていると考えた

ミルは「満足した豚であるより、不満足なソクラテスである方がよい」

と書いている


今日はここまで!

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