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237:哲学 イマヌエル・カント

土曜日は哲学を学びます😊

イマヌエル・カント(1724~1804)

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現ロシア領カリーニングラート生まれ

(当時プロセイン領ケーニヒスベルク)

馬具職人の第4子として生まれ終生その地で暮らした

ケーニヒスベルク大学の教授に出世し

のちにドイツ最大の哲学者と見なされるようになった

『純粋理性批判』(1781年)

中年期までカントは注目される業績は何も挙げてなかったが

57歳のとき、最も有名な著作『純粋理性批判』を刊行した

『第1批判』とも呼ばれる同書でカントは以下のように論じてる

形而上学は世界がそれ自体どのような姿をしているかを説明するのではなく、私たちが世界をどのように経験しているのかを説明する場合にのみ、科学的になれると主張した。世界がそれ自体でどのような姿をしているのかを、私たちは絶対に知ることが出来ない。例えば時間と空間は、世界それ自体の客観的な特徴ではなく、私たちの経験の形式だ


『実践理性批判』(1788年)

 『第2批判』こと『実践理性批判』でカントは

すべての人に適用される普遍的な道徳法則が存在し、その道徳法則が、私たちが何をしたいかに関係なく、私たちが何をすべきかを命じるのだと主張した。

この道徳法則が私たちに自由意思があることを示し

善なる神が存在することと

死後の世界が存在することを信じる理由を与えてくれる

「何度も絶え間なく熟考すればするほど、新たに高まってくる感嘆と畏敬の念で心を満たしてくれるものがふたつある。私の頭上にある星々の輝く空と、私のうちにある道徳法則だ」(『実践理性批判』)

その他の著作

カントは他にも『判断力批判』(1790年)や道徳哲学・政治哲学・宗教・美学・歴史・自然科学などについての短い著作や評論が数多くある

カントの言う「批判体系」は

自然科学と道徳と宗教を合理的に正当化すると同時に

人類が確実に知ることのできる範囲に制限を加えることを目的としている

おわりに

のちのフィヒテ・シェリング・ヘーゲルと続く

ドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされている

現代の哲学にも大きく影響を与え

現代の社会や科学にも大きく影響している考えだと感じました🤔

今日はここまで!

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