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おひとりさま旅in茨城 〜半日でどこへ行こうの巻〜

※休職中の人間が遊びに行っている内容です。「休職してるやつが遊んでんなよ」と思う方もいるでしょうが、外出も治療の一環だそうで私はわりと堂々と遊びに出かけてます。

ゴールデンウィークは毎年これといった予定も立てず。でもどこにも行かないのもなんだかもったいない気もして、思いつきで日帰りで近場に出かける程度が恒例だ。

先の予定を立てるのが苦手なのもある。特に楽しい予定。(こういう考えになるのには生育歴やら色々あると思うが今回は割愛する)友人という間柄でも人と前もって約束するのも苦手。その日に体調不良になってキャンセルすることになったらどうしよう、お腹を痛くして相手に迷惑をかけないかとか余計なことを考えがちで、一人で行動するほうが楽なのだ。

自分だけの予定なら、最悪キャンセルになっても自分が悲しいだけで迷惑をかける人はいない。(旅館などを予約していたら、そこには多少はかけてしまうけど)

そんな私はこの週末、茨城に一泊してきた。水戸で開催されている某企画展を見るのが主目的。(企画展は考えさせられる部分もあったが、想像以上に作者が何を表したかったのか理解が追いつかない展示もあった)

あっ。途中で寄った「花きゃべつ」という洋食屋さんが並んだけど、オムライスが美味しくておすすめです。

花きゃべつさんのオムライス


家から水戸まで電車で片道3時間くらいかかるのでビジネスホテルに一泊して、翌日はそのまま帰ろうかと思っていたが茨城に来ることもそうはないしついでにどこかに寄っていこうかと考える。

茨城のパワースポットで検索してみると、大洗磯前神社、鹿島神宮など何やら有名そうな名前が。水戸から多少時間はかかるが、行けないことはないので迷う。鹿島神宮ははじまりの地としての謂われがあるらしく、復職を控えている私としては良いのではないかと思った。大洗磯前神社も医薬の神様が祀られているらしく、そちらも気になる。

一方でホテルに置いてあった国営ひたち海浜公園のネモフィラも気になってくる。今がちょうど見頃らしい。テレビでネモフィラたちが一面に海のように広がる様子が映し出されているあそこか。

その後それらのラインナップからどこに行くべきか考え続ける私。そもそも「行きたい」というより「わざわざ他県まで来て企画展の一つ見るだけで帰るのはもったいない」という気持ちから始まっているので、考えるほどにどこに行きたいかはわからなくなってくる。

だんだんどこかに行くことが義務のように感じられてくる始末。いっそのこと当初の計画通りこのまま家に帰ったってなんの問題もないのだ。本当は週末にどこかに行った自分を誰かにアピールしたいだけでは?(実際にノートに投稿してるのでそういう部分もあるのだろう)

最終的に神社VS国営ひたち海浜公園の構図に。

神社はお願いする場所ではなく感謝を伝える場所という言葉があるが、それでも参拝すれば何か願いが叶うんじゃないかという邪な気持ちが私にはある。

無事に復職したい。復職したらなるべく長く安心して働ける環境が良い。諦めようと言い聞かせているものの本当は良い人に出逢いたい。結婚もしてみたい。などなど願いは尽きない。(願いがあるから生きていけるともいえる)

考えてみれば神社に行きたくなったり、スピリチュアルな情報を集めたくなったりするのって自分がすごく不安になってるときでもある。

そんな不安な心を鎮めるために神様のいる場所で祈ることも一つの在り方だと思うが、今回は神社にはまた別の機会に行けるかなと思い、それよりは今の時期にしか見られないネモフィラを見に行くことに決めた。

そろそろ復職できるのか、いやまだできないのかもしれないと毎日不安に揺れているけど、今日知らない土地の神社にお参りしたからといってそれらが一気に解決するとかではないしな、たぶん。今の自分にできること(毎日地道にリワークに通う)を続けるのが大切かもな、うん。

そんなことを自分に言い聞かせていた。ただの観光なのに、めんどくさい思考を経ないと決められない。

疲れるし、わりと嫌にもなるけど、それも自分か。

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