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【やってしまいがち】私も悩んだ!我が子との距離。スパルタ母の顛末

不快に思う方は閲覧しないほうがよいと思います。
私が見てきた受検母の末路を書き留めます。

子供の大学受験にも伴走しました。
公立中高一貫校に合格した我が子に何よりも大きな影響を与えたのは、
身近な先輩が難関大学に合格していく姿を間近で見られたこと。
勝利を追いかけ、共に汗を流した先輩たちが、部活引退後に“受験モード”に切り替える姿、そして難関大学に進学していく姿に「未来の自分の姿」を重ねていたようです。
憧れの大学に合格した先輩が愛用していた参考書を譲り受け、とても嬉しそうにしていた我が子。
リレー走者が “バトン”を受け取ったかのように一心不乱に走り続け、自らも旧帝国大学に合格できたのは、本人にとって公立中高一貫校の環境がまさにメリットの多い場所だったからこそだと思います。

親の思考は、だいたい20年ほど前の「昭和の常識」でつくられたものだ。
平成を通り越した令和のいまの社会に、通用するわけがない。
「受検は厳しいぞ!」
などと言うけれど、凝り固まった古くさい価値観で子供の可能性を潰す可能性は誰にでもある。
報われるかどうかは、子どもが決めることなのに、勝手な決めつけで、子どもの選択を操作するのは最悪だ。
しかし、どの親もやってしまいがちだ。

ものすごく教育熱心なお母さまがいました。
私の9年間の中学受検の中で、一番印象に残っている方です。

お子様は公立中高一貫校にこそ合格しましたが、その後の進路に行き詰ったお話です。

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「あなたのため」
「こどものため」

とくに中学受験においては注意が必要です。
「中学受験は親の受験」と言われます。
「中学受験勉強における子どもの成績は、親のサポートの良しあし次第」
と聞くと、親の肩に過度な力が入ってしまう…

皆様も少なからず、経験はあるのでは?
私には…あります。

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