見出し画像

観光地の特徴を一枚で表現する工夫。

こんにちは、Atelier Graphia アトリエグラフィア 代表 和田です。
今回は観光地の特徴を1枚で表現する工夫について、構築経緯を綴ってみます。

愛知県豊田市小原(おばら)地区というと「四季桜」「紅葉」が同時に見られる稀有の観光地として有名です。紅白で縁起もよいので婚礼の前撮りなんかでも、よく利用されているようです。

そんな「縁起の良いまち」で、新たな名物を考えるお客様と一緒に、「新商品」を考えた際のメインビジュアルがこの一枚です。

松(マツ)からつくった「松葉茶」
縁起物といえば…鶴や亀などもありますが、今回は「松竹梅」にスポットを当てました。最上に「松」が位置します。
そのマツで作った松葉茶。モデルやタレントで活躍中のローラさんも好んで飲んでいらっしゃるとか。

構図の基本
左から右に流してみますので、松、サクラ、モミジという構成に。集合体の画像を掲載せず、シンプルに花や枝、葉の部分で表現しています。お茶自体の抽出色が薄いことから、背景色は薄めの緑を採用しつつ、季節感もフラットに表現しています。イタリア国旗のようだね という意見もありましたが、普遍的なデザイン配色を狙っていくと、ユニバーサルデザインらしさが出ていくのは仕方のないことかもしれません。

最後に。
松葉茶をご覧いただくと、お茶に松葉が散らしてあるのは「茶柱」立たないかな〜と頑張った結果です。立つ素振りが全くなかったので、「茶柱」な縁起ものは演出に叶いませんでした…が、ローラさんも解説してくださっているように、栄養素もふんだんにあり、健康茶としてもオススメです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?