vs青森ワッツ
どうもこんにちは、B.B.です。
いよいよホーム開幕戦。相手は青森ワッツです。
前節を連勝で終えた信州。特にgame2の快勝の勢いをそのままに青森を迎えます。
対する青森はここ数シーズンで力を付けてきたチームで、注目選手はPGの池田。抜群のスピードとプレーメイク能力で青森のOFを牽引する選手です。
信州と青森はスタイルが真逆なので、ローテンポの信州とハイテンポの青森、どちらがゲームのテンポを作るかが勝敗を分けそう。
試合結果
game1
game2
見事2試合とも勝利し、連勝を4に伸ばしました。サイコー
ゲームのほとんどで信州が主導権を握り、優位に試合を進めました。
特にDFでは青森に簡単なシュートを許さず、難しいシュートを打たせていきます。また、池田に対しては、アシストはされますが得点は許さず、青森の得点源を潰すことに成功しました。
信州のOFで目立ったのは2P%の高さ。
game1:53.1%
game2:60.4%
インサイド〜ミドルで効率よく得点を重ねていきました。
昨シーズンの信州は、3Pが決まらなければそれだけで手詰まりになってしまっていましたが、今シーズンはPの存在もありドライブ、ミドルからの選択肢もあるのはとても心強いです。
特に、これまでポイントゲッターとなっていたウッドがこの節は不調でしたが、それでも得点を重ねらえたたのはある意味でポジティブでしたね。
game2では5人が二桁得点を記録し、OFの多彩さを見せてくれました。
ただし、全てがいい時間だったわけでもなく、game1の4Qでは急激に失速。
20点以上あったリードをみるみる溶かし、一時は5点差まで詰められました。
原因は青森のセミトランディションとブリッツに対応できなかったこと。
大きな差がついたことで逆に吹っ切れた青森が本来の早いペースからOFを開始すると、DFにマークのズレが生まれてしまし、イージーなシュチュエーションが増えていきました。さすがにその状況になれば青森の落ちていたシュートも入ります。
また、OFで息を吹き返した青森はDFでも積極的になり、ブリッツを仕掛けることでハンドラーを潰しにかかります。結果、4Qで信州はTOを4つ記録。さらにトップの位置でボールを失うのでイージーシュートにつながってしましました。
最終的には残り2分半からビュフォードの単騎力で解決してしましましたが、もっと早い段階でチームとして落ち着く必要がありましたね。
ここら辺の安定感はまだまだ課題です。今回は勝てたから良かったですが、負けていたら目も当てられない。
CS出場には取りこぼしは許されないので、「負けない力」というのも大切になってくるでしょう。
Check Pointo
ここからは気になったポイントを。
今回は、game2でキャリアハイの得点を記録したヒュー。
game1:13p(FG100%),4reb,2bs
game2:18p(FG81.8%),5reb
Pとの連携に向上がみられ、このホットラインで得点を重ねました。
とにかくパスをキャッチできるようになりましたね。プレマッチから福井戦までは取りこぼすことも多かった印象ですが、青森戦ではそれもほとんどなくなりました。
また、アリウープになった際に相手にぶつかった状態でも決め切ることができていました。このレベルで外国籍相手にそれができる日本人ビックマンて、リーグでヒューだけじゃないだろうか。本当に貴重な存在です。
あと無駄なファールがめちゃくちゃ減っているのが素晴らしい。
もはやマーシャルと並ぶ大黒柱としての存在感がありますから、ファールトラブルは絶対に避けてもらいたい。
素晴らしいポテンシャルを発揮しているヒューですが、次の試合は一つ試練になると思っています。
次節の福岡はスミスを筆頭にインサイドがとにかく厚いチームです。
これまでの対戦相手はどちらかといえばインサイドが薄いチームであり、福岡、富山、A千葉のようにインサイドに強みを持つチームとの対戦はこれからです。
逆に福井のインサイドにも対応できるようであれば、もうヒューがNO1日本人ビックマンで間違いないでしょう。
次節に向けて
前述したとうり、ヒューが福岡のビックマン達相手にどれだけ対抗できるかが一つ大きなポイントになりそうです。ここで早々にファールトラブルになり、マーシャルに負担が多くなるようだと信州はかなり苦しくなります。
また、OFでは逆にPとウッドのウィングコンビがどこまで福岡のビックマン達を利用できるかがポイントだと思います。特にスミスをペリメーターまで釣り出せれば、かなり楽に仕掛けられると思うので、ピックを利用しつつスピードのミスマッチを積極的にツッくていきたいところです。