紹介会社の選び方
昨日は紹介会社の仕組みについてお話しました。
人材紹介会社には、大手からベンチャーまで
多くの会社がありますが、
今日は「どうやって選んでいるか」
私の見ているポイントを共有します。
1.困っていることで選ぶ
「大量採用したい」、「スキルは無くてもよいからたくさんの求職者にアプローチしたい」
→大手紹介会社や有名な中小紹介会社(例:Googleで「営業、転職、東京」と検索した時に2ページ目までに入る会社)
「専門性のある求職者と出会いたい」
→中小の専門分野に特化した紹介会社(施工管理職に特化、とか、ITエンジニアに特化、新卒体育会系学生特化とか)
「競合となる採用案件が多いが、自社の労働条件は良いほうとは言えない。会社の雰囲気やメンバーの良さを中心にPRしていきたい」
→求職者の窓口と法人営業を1人で担当している会社(中小の紹介会社に多い)。ただし、忙しい人が多いので、自社のファンになってくれる営業さんが担当の場合のみ有効。
2.担当してくれる営業さんで選ぶ
人材紹介会社と一緒に行う採用は、担当営業さんの力量に大きく左右されます。
ですので、以下の点を確認しておくと、うまくいく可能性が高いと思います。
①伝言能力は高いか?
こちらの話を正しく理解できるか、正しく次の人に話を伝えられるか
→人材紹介会社を通じての採用はいわば伝言ゲーム。こちらの言いたいことが正確に、紹介会社の他部署や求職者に伝わるためには、最初の窓口の方の伝言能力が大事です。
②タスク処理能力はそこそこあるか?
メール電話のレスポンスが1両日中、「今日送ります」という資料が約束通り届くか?
求人票作成に1週間以上かからないか?など。
→紹介会社の営業さんは、一人で100〜200社を担当し、各社の「求人のヒアリング」して「求人票作成」「面接のフィードバック」
「内定提示とフォロー」「新しい求人案件を探すための法人への状況伺い」なんてことをしています。
レスが遅い方はタスクに忙殺されている可能性があるので、動きが鈍くなり紹介もなくなることが多いなという印象です。
③自社と自分のファンになってくれているか?(理想)
ファンになってくれた紹介会社の営業さんは「求人票に表現できない会社の良さ」を何とか求職者に伝えようとしてくれたり、自社案件の優先度を上げてくれたりします。
何より一緒に仕事をしていて一番楽しい方です。
完璧な営業さんや紹介会社はありませんので、上記のポイントを考えながら、案件が出てきたときに「今回はどこの営業さんと一緒に頑張るか」を考えてみるといいと思います。
また、取引のない紹介会社に案件をお願いしたい場合は、ホームページから依頼するか、
普段からかかってくる営業電話でよさそうな営業さんをリスト化しておくのが理想かもしれません。
皆さんがしている工夫や見ているポイントがあればぜひコメント欄で教えてくださいね。
よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは記事作成のための書籍代、または執筆時間を作るための活動費に使わせていただきます。