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もし、本当に成功したいと思うなら、今やるべきことは〇〇を探すこと

 

『 14.7% 』

 

5月8日、アメリカの雇用統計において、世界恐慌以来、最悪の「失業率」が発表されました。

レジャー関連や接客業では労働者が47%減少、教育医療サービス関連は約250万人雇用削減、失業保険の申請も3300万件を超えています。

失業保険申請中の「3300万人」という人数ですが、実は、日本の女性の労働人口とほぼ同じ数です。

数字はよく分からない...という方も、日本中の女性が、一人残らず解雇されたような状態に近いと言えば、イメージしやすいのではないでしょうか。

ちなみに、日本でも、レイオフ(一時解雇)に近い状況や採用数の見直し、早期退職の募集拡大が進んでいます。

僕自身も、最近周囲から「はたらき方」の相談を受けることが増えました。

たいていの場合「フリーランスになるなら絶対に今だよ!」と、オススメするのですが、誰もこのアドバイスを採用してくれません。笑

ただ、このアドバイスは、本当に「アフターコロナ」の歩き方の一つとして確信を持っていることのひとつなので、noteを見てくれた方々に特別にお伝えしたいと思います。

なにかの参考になれば嬉しいです。


企業がアナタを突き放す日は、案外遠くない

景気が悪化すると、「採用」や「教育」が削減されることは有名な話ですが、すでに採用人数を抑制する可能性に言及した企業があります。

ANA(全日本空輸株式会社)です。

ANAは、一般社員の夏季一時金の半減もすでに決定しています。

ANAに限らず大手企業でもこうした動きは確実に拡がると思われます。事実、リーマンショックの際にも多くの企業が大幅に採用人数を減らしました。

今回、自宅待機をしているにも関わらず、変わらず給与が支給されたことで、就職市場における大手企業人気や公務員人気は、再燃することは間違い有りません。

しかし、そういった学生の希望とは裏腹に、企業側では新しい価値観が生まれると僕は思っています。


メンバーシップ雇用はコスパ最悪でオワコンになる

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従来からある日本の新卒一括採用は「メンバーシップ型雇用」と言われ、人に仕事をあて成長させながら会社で定年まで働く、というスタイルです。その反対は、ジョブ型雇用と言われ、仕事に人をあてていくスタイル。

僕はこのジョブ型雇用がアフターコロナの主流になる!と確信しています。

もっと言うと、コロナによって強制的に「新しい生活様式」として受け入れざるえないのではないかと思います。

よく考えると、メンバーシップ型雇用はすでに時代とマッチしていません。

・部下として完璧でない新入社員に、完璧を求められる上司や会社
・ハラスメント告発に怯え指導できない現場
・受験戦争をしないから出世レースもしない
・忘年会や慰安旅行にも残業代を求める

メンバーシップ型雇用が築かれた昭和には、会社と従業員は家族でした。しかし、時代は変わり、従業員の多くは、会社を家族として見てはいません。

しかし、会社側は辞められたくないので、必死にご機嫌をとっていますが、全く効果がでていないところが殆どです。

よくよく考えると奇妙で歪な関係ですが、これまでは諦めていない企業が多かったのでしょう。

しかし、「会社」の緊急事態に自社商品やサービスを買って支えるでもなく、休んでも給料が出るのか?しか頭にない「正社員」という存在に、疑問を持ち始めた人も増えたのではないかと思います。


そもそも、メンバーシップ型雇用は、非常にコスパが悪すぎませんか?


僕は、前職で管理職をしていたときから、メンバーシップ型のコスパの悪さをずっと感じていました。何の能力もない人に気を遣いながら、1年おきに同じことを教え、また1年後に同じことを教える。

僕自身は、新入社員研修を仕事にしているし、新卒入社の恩恵で今があるので否定はしませんが、人事課が採用ノルマに追われて採用する、これは売り手市場の今、限界ではないでしょうか。

実際に、これに見切りを付け、採用方法を変える会社が出てきてもおかしくないでしょう。


減るフリーランスと求人数。増えるバッターボックス。

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「転職先探すくらいなら今は絶対フリーランスのがいいよ!」と、働き方について相談してくれた知人や友人に話すと、99.9%の確率で「ムリムリムリムリ...!!!」と、言われます。笑

でも、アフターコロナによって、フリーランスにとって、春の時代が来ることは間違いありません。

理由は大きく分けて2つあります。

1つは【既存フリーランスが会社員に転向し、新規参入も減る】から、もう1つは【正社員の価値が下がる】からです。

ゆっくり解説していきますね。

① 既存フリーランスが会社員に転向し、新規参入も減る

今回の緊急事態宣言で多くのフリーランスが打撃を受けました。僕も打撃を受けたので、痛みはよくわかります。実際、この痛みに耐えかね、会社員に戻るという選択をする人は結構いました。

また、ちょっと前まではフリーランス界隈が元気でしたが、アフターコロナでは副業全盛期がきます。フリーランスというプロ人材の道ではなく、会社員という地位は維持しつつ、リスク分散的な副業が流行るでしょう。

つまり、フリーランス人材は大きく母数を減らすことになるので、レッドオーシャンだった領域がブルーオーシャンに変わる可能性が出てくるのです。
② 正社員の価値が下がる

リモートワークでも仕事を任せられること、正社員でなくてもできる仕事が多いこと、対応できる外部人材が多いこと、外部人材の活用はリスク対策(固定費抑制)上も賢いこと、が今回判明しました。

正社員の価値が相対的に落ちてきます。事実、コロナ以前よりクラウドソーシングの案件は種類が増え、幅も広がったように感じています。

実際、正社員がいなければ広いオフィスもいらないので、固定費が浮きます。通ってもらわないでいいので交通費もいりません。ジョブ型にすれば、仕事がないときは雇わなくていいのでランニングコストも減ります。

僕自身、前職で、営業マンの仕事を正社員からパート社員やアルバイトさんに移すことを試みていました。新入社員より、優秀な学生やお母さんは多いのです。社内で反対もあり、実現はできませんでしたが、他部署ではできていたので可能だったはずです。

人材も占有の時代からシェアの時代に変わるしかなく、そうなると正社員の価値は下がり、仕事は業務委託のフリーランスに流れてくるでしょう。(個人的な願望も入ってます笑)

簡単にいうと競合が減って、仕事の流通量が増えるので、フリーランスにとってはチャンスというわけです。時代の転換点で、仕事によっては先行者になれる可能性もあります。

つまり、本当に成功したいと思うのなら、常に空いているバッターボックスを探しましょう!ということです。

※ 例えば、Youtubeは吉本興業が本格的に参入したり、芸能人も本気だしてるので、今からの参入者はかなり苦しいですよね。→成功にかかるコストが大きい。→選ぶならゴルフとか麻雀とか釣り、機材系などのニッチなコンテンツ。


まとめ

今がフリーランスになる一番のタイミングだと、理解して頂けたでしょうか。

僕が駆け出しのフリーランスにも関わらず、仕事を頂けている理由は、常に「営業力✕研修」とストロングポイントの相乗効果を狙ったり、「文系(コミュ力)✕理系(プログラミング)」と守備範囲を広げるなどのセルフプロデュースも功を奏していると思います。

自分のスキルやポテンシャルを尖らせたりミックスして、空いているバッターボックスを狙いやすいのが、これからの時代です。

働き方に悩んでいる人は、ぜひ一歩勇気を出して飛び出してみて貰いたいと思っています。

一緒に頑張っていきましょう^^

このnoteは、どんな状況でも前を向いて歩こうとしている人の背中をちょっとだけプッシュする『ぷちあげ朝note』マガジンに収録されています。応援したい!という方は是非サポート待っています。頂いたお金は、養護施設の子ども達に寄付します