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京都遊覧記〜粟田・東山を訪ねる

 京都遊覧記第8回。本日は、京都市東山に訪れたお話。粟田神社、青蓮院、青蓮院門跡である将軍塚を訪れた記録をここに記す(将軍塚は別日)。

1.粟田神社

 今、何かと話題の粟田神社。

Twitterへのこの投稿がきっかけとなり、注目を集めている粟田神社。私が訪れたのはその1ヶ月ほど前(訪れた時期を見誤ったと少し後悔(?)、もう1度行けばいい話だが)。

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少し参道を登ると、本殿へと辿り着いた。

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この粟田神社は、ある作品の聖地として知られている。本殿のすぐ隣にある宝物殿にその人気の理由が隠されている。

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この宝物殿には刀剣が安置されているのだ。かつて粟田神社付近で、刀を打っていた三条宗近という人物が『刀剣乱舞』という作品にて紹介され、若い女性を中心に大人気となったのだ。

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粟田神社の駐車場には鍛冶神社と呼ばれる、刀工を祀った神社が位置する。これもまた、『刀剣乱舞』の聖地とされているようだ。

2.隠れた穴場〜青蓮院

 粟田神社から歩いて5分ほどの場所に青蓮院は位置する。近くには八坂神社、知恩院などの有名な観光地もあるのだが、それらに比べて観光客は少ない。「くじ引き将軍」として知られる足利義教も還俗する前に、ここの当主を務めていた。そんな歴史的に由緒のある青蓮院の魅力といえば、やはりその庭園にあるのではないだろうか。

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まだ暑い時期(9月中旬)に訪れたからであろうか、写真からも夏が伝わってくる。

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新緑の夏だ。今の時期に訪れれば、紅葉がきっときれいだろう。

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鐘も鳴らすことができたので、鳴らしてみた。静寂の中に、鐘の音が反響する。逃したくない一瞬だ。
青蓮院はこれで終わりではない。青蓮院は飛地境内というものを持っており、日本三代不動の1つ、青不動が安置されている将軍塚青龍殿へと次は向かうこととする。

3.東山山頂から京都を見渡す〜将軍塚

 それは、青蓮院から東山山頂へと抜ける道を進むとたどり着く。ここから京都市を一望することができる。将軍塚青龍殿は最近建てられた建物で、東山山頂の新名所となっている。

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京都タワーが見える。

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あの川の合流地点らしき所は鴨川デルタだろうか。

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青龍殿はこんな感じ。青不動と呼ばれる絵画が残る。

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隣接している庭園もなかなかいい。
八坂神社や知恩院のすぐ近くにこんな穴場が眠っていたとは。いやはや、京都は本当に奥深い。


#旅行 #京都 #歴史 #東山 #粟田神社 #青蓮院 #将軍塚 #青龍殿

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