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とにかく食べものがあれば

前の記事を書いてから、世の中も生活も激変しました。過去記事の、なんというのどかさよ。写真は、前に益子のコミュニティカフェで当番カフェをやっていたときにつくったペルシャ風の野菜豆の煮もの。辛くないカレーみたいな感じです。なつかしい。

コロナで世界が一変しました。今まではずっと続くと思っていた日々の習慣や生活が、あっという間にひっくりかえってしまった。この影響を受けていない人は、ほぼいないのではないかと思います。

そして、このような危機は、私もそうですが、低所得層をまず直撃します。ストックがないので閉じこもれといわれてもわずかな収入を得るために働きに出ざるをえない。その働く場ですらあやうい。政府は雇用調整助成金で雇用を守るようにというけど、仮に助成されたとしても、じゃあ、その先どうなるの?みたいなところが見えない企業も多いのではないでしょうか。

どうやら、耐え忍んでいたら、悪夢から覚めてふつうにもどってました、みたいなわけには、いきそうにない。仮にワクチンや治療薬ができて感染症に対処できるようになったとしても、このことをきっかけに、貧困が拡大して、仕事や家がない人が増えるということはもう起きているし、実際、自分の身にもそれは、本当にリアルにせまってきています。なにか生き延びるための工夫が必要みたいです。

で、単純なんですが、食べ物があればとりあえず生きられるから、食べ物を確保するところから始めよう、と思いました。

ちょうど、道の駅などが閉じてヒマになったパン屋の友人に、小さな食品製造業仲間に呼びかけて、ネットで産直やらない?っと相談したら、そういえば、〇〇さんもイベントなくなって販路が無くなってこまってたから誘ってみるか?とか、Mさんの人参がほしいから声かけようか、みたいな、そういう話になって、リストアップしてみたら、乗ってくれそうな飲食事業者や農家が10カ所くらいありました。

そんなわけで、私がプラットフォームつくって、食品製造事業者や農家さんを誘って、かたまってネット上にマルシェつくります。産直ネット通販です、いちおう。小さい事業者の集まりだから、あんまり大手の通販みたいなことを期待されても困るのですが、それぞれちゃんとまじめにものづくりしていることを、私は知っています。

売り上げの何パーセントいれろ、みたいなのは、やりません。みんな小規模だしお金ないのはわかってますし、自分もそれですごく苦労してきたので。運営の報酬はひとまず食べ物などの各出展者の製品で受け取りたいと思ってます。そしたら、もしうまくいって食べ物がものすごく集まったら、私、食べきれないじゃないですか。そしたらけちけちしないで分ければいいんじゃないのっていう。そういう話になりました。

ひとまず今のところ、まだとらぬ狸のなんとかだし、システマティックに配送するような態勢もないし配送用資材も配送料も持っていないので、分配システムとしては、もし集まりすぎたらひとまずフードバンクかな、というレベルまでしか考えられていません。が、個人にどうやってリーチするのかみたいなことも、もちろん、徐々に考えていけたらと思います。

今、仲間に声かけあってる段階で、各自が通販サイトなりその案内サイトつくってくれないとどうもならないので(今のところ、私が販売代行する予定はありません)、それ待ちです。それまで少々、時間かかりそうなので、ひとまず、参加する事業者の紹介を、このnote に記事にしていくところから始めたいと思います。気になった事業者がいたら、直接、連絡してみてください。ただ、過去にそのようなことをやって断念したことがある私としてお願いしたいのは、遠距離ふつう電話で折り返し連絡しろみたいなのは勘弁してくださいね。小さい業者のワンセット分の儲けなんて、その通話代で軽く飛びかねませんから。

あと、興味ある事業者の人いたらお気軽にお声掛けくださいませね。


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