金融商人には気をつけろ!
先日、何気なく
情報番組を見てたら
NISAの無料相談窓口が、
大変込み合っていると
紹介していました。
思わず、
「いやいやいや絶対ダメ!」
と叫んでしまったんですけど、
もしかして、あなたも
窓口へ行こうとしてませんよね?
NISAに限らず投資で
絶対にやってはいけない
ことがいくつかあります。
その代表的なことが、
「窓口や対面で説明を受ける」
ということです。
銀行窓口、保険の窓口、
郵便局、などなど。
そして、こういう時期多いのが、
「新NISAはじめませんか?」
みたいな看板を
ショッピングモールで掲げて、
イベントをやっている商人達。
絶対にこうしたところで
話を聞くのはダメ。
これが先日も少し話しました、
「情報の非対称性」
というものです。
どんな業界でもそうですが、
売り手というのは
色々情報を知っています。
例えばNISAで言えば、
どの銘柄が一番儲かるかを知っている。
逆にどの銘柄が
一番儲からないかも知っている。
そして、そういう商品こそ、
自分達だけ儲かる
商品だったりします。
売り手はこうした情報を
知り尽くしています。
あなたも自分の
業界のことに関しては
そうじゃありませんか?
こんな商品、絶対買っちゃダメだよ、
っていう商品もあれば、
これは絶対におススメできる!
っていう商品もあると思うんです。
それはあなたが長年、
その業界にいて
その業界の商品を
知り尽くしているから
分かることですよね。
でも、買い手は、
そこまで詳しくないので、
そういうことを知らない。
できればそういった
情報を教わりながら
商品を買いたいと思っている。
でも世の中、
親切な人ばかりじゃありません。
相手が知らないのを良いことに
自分達に都合のいい商品を
売る人が沢山います。
金融に限って言えば、
ほとんどがそんな人です。
代表的なのが保険会社。
だから僕はずっと
保険会社をディスってきた。
あなたが金融マンと
同じ知識を持って
彼らを利用するのは
いいと思うんです。
例えば自分にはこういう
ライフプランがあって
このライフプランを
達成させるための
金融商品があれば
紹介して欲しい、みたいな。
こうなると、
「情報の非対称性」は
成立しないから。
僕は店舗で何か買う時は、
必ずこのことを
心掛けています。
家や車、パソコン、家電を
買うにしても、店員より
詳しくなろうとします。
それから店舗へ行って
商品を買うようにする。
そうしないと、相手にとって
都合の良い商品を買わされること
になる場合もあるから。
「その服、とっても
お似合いですよ!」
って言われたことありますよね。
それって本当に
似合っているのか?
ただあんたがその服を
売りたいだけじゃないの?
これと同じことが
他の業界でも多々ある。
では、今回のNISAで金融商人は
どんな商品をあなたに
買わせようと思っているのか?
ズバリ!
手数料の高い商品です。
とくにNISAは
20年30年と投資をする商品。
仮に毎月5万円投資する人から、
手数料1%取れたとしても、
20年で12万円、30年で18万円です。
中には手数料5%
取る業者もいます。
すると20年で60万円、
30年で90万円です。
あり得ないでしょ。
ちなみにネット証券だと
手数料0%が常識です。
NISAが分からない
という人は僕の教材を
買ったとしても4,800円です。
上記の手数料なんて
バカらしくて払ってられないでしょ。
これが窓口や対面で
説明を受けちゃいけない、
という意味です。
そして先日のテレビを見て
僕が一番怖いなーと思ったのが、
金融アナリストと言われる人が
涼しげな顔で、
「窓口へ相談へ行くのも
アリだと思います」
と言っていたことです。
テレビってやっぱり
怖いですよね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?