24 ゴミ掃除やってました パスツール研究所で狂犬病ワクチン打ちました リナの家にも行きました そして落ち着いて帰りまで滞在するためのアパートを借りました 自炊開始

 先日、車から外を見ているとダウンタウン郊外の主要道路の清掃をやっている方々がいました。蛍光ベストを着ていたので公的な作業だと思います。
首都は人であふれかえり、農村から来た人々がホームレスになり滞在しています。物乞いになって過ごす家族をそこかしこで見かけます。
 人が多いということはごみも多く、生ごみのにおいは当たり前で汚水処理も困難のようです。少しの雨で汚水があふれている状態ですので日本人が短時間の観光で訪れるとしたらバスで移動して車窓から外を見て、安全なところでお買い物といった観光となるでしょう。
すべての場所がそうではありませんが多くの場所です。

マダガスカルのパスツール研究所


 ここで日本で時間不足でできなかった3回目の狂犬病予防接種をしてもらいました。
 野良犬はたくさんいるけど咬まれそうにない犬ばかりなのでリナに予防接種しているか聞いてみたら、注射は痛いからしてないということだった。
咬まれたらすぐ病院行けば済むとも言っていた。
 マラリアに関してもこの季節、ジャングル入ってもマラリア蚊はいなかったようで蚊には刺されなかったようでした。ジャングル入る前に日本から持参した薬飲んで備えたけどもしもの時に、を想定することは確率的には低い気がしました。
 パスツール研究所での注射に75000アリアリ2600円払い、女性のお医者さんのハイヒールをかわいいですねと褒めて、リナの車に戻りました。注射を打ったので休まなくて良いか聞いてくれる心配のしてくれようですので一緒にカフェに行って今後の予定を聞きたいと言ったら、おすすめカフェに連れて行ってくれました。菓子パンが置いてあるお店でPCで作業しているお姉さんもいてコメダかとも思いましたが相変わらずハエはいました。

ワクチン接種場所
リナの家の近くの田んぼ風景
15000アリアリ530円、リナは値切っていたが結局買わなかった
この家族が自分の田んぼで捕獲
アパートからの風景、Vitogazの建物は避けました


一階はベースメントで駐車場、その上から一階、二階の部屋借りました
大きい
小さい
便座がある
シャワーは温水あるだけで幸福
食器四人分
電磁調理器
警備の人、制服着ているのは向かいのVitgazガス屋さんの警備
太陽は西に沈むかが、昼間は少し北側
南半球だからか慣れない

リナの家は郊外で静かなところでした。土地は奥さんの家族所有だったようです。
そこへ大きな家を建てました。ダウンタウンの家を見ていたからその大きさに驚きでした。
敷地内に車が4台で稼働は3台。一台はマイクロバスで冷蔵庫付きです。
団体でツアーを頼むならリナを紹介します。適正価格でやってくれます。

道路事情の悪いところはランドクルーザーで3名1台が最適だと思います。目的地まで1日以上かかる場所が多いですが、途中のマダガスカルの小さな街や集落を通ることで生活を垣間見ることができます。とても貧しい地域では子どもが道の凹凸を直していたり、治すふりをして私設道路管理者として通過するとお金をくださいと手を出してきます。私の車のドライバーは一度もお金をあげません。前後の車もあげたところを見たことがありません。
 そもそも子どもの人力で補修できる穴の数ではないのです。
 穴の数が多く、深い場所では車のスピードが歩きよりもゆっくりになるので、そこを狙って路上の物売りが攻めてくる場所もありました。柑橘系の果物とアヒルの卵の場所が印象的でした。集落によって生産物と地元の方の服装が違っていました。毛布のようなものを羽織っていたり、帽子をかぶっている方が多かったり、これは部族の違いのようです。アボカド通りもありました。やたらとトラックの置き物を並べている場所もありました。
 こういった部族に独特の産品や文化がマダガスカル地域経済を保つ機能があるようです。ティナが言ってました。
 部族に有力な人がいてその人が産品を集約して売買し、しっかりシェアすると地域全体の生活レベルが上がるようです。しかし、独占してしまうとそうなならないのはどこでも同じです。

 レンタルしたアパートについてです。
 1ヶ月126000円、電気水道込み、1日4200円で週末以外は部屋の掃除とベッドメイク、片付けをメイドさんがやってくれます。メイドカフェは行ったことないがおばあちゃんとお姉さんが二人で掃除と片付けまくります。タオル交換やらホテルのようなサービス付き、入り口には24時間体制の警備の方が常駐します。全部で三戸のアパートです。
 部屋は2ベッドルーム、大きな机付き、見ないけどNetflixが見られるテレビのあるリビングルームでダイニングテーブル、ソファあり、キッチン部屋は別にあります。冷蔵庫他、鍋、食器付きで自炊始めました。
 湯船のない温水シャワー、ウォシュレットのない洋式トイレあります。窓からの風景は高台にあるので正面のVitogazというガス屋さんの建物さえなければダウンタウンが見下ろせる場所にあります。周りの治安はダウンタウンよりは良いと思います。お金くださいの人たちはいないです。
 気に入らないのは洗濯機が部屋にないことで、頼めば有料でお洗濯してくれるということですがそんなに頻繁に着替えないので旅行用ウォッシングバッグで十分です。
 最初の熱帯雨林に行った時は雨水のない時は自分で泉に水を汲みに行ってウォッシングバッグで洗いました。干場は地面に広げるのがマラガシスタイルのようです。日光は強いので十分です。ホテルでの洗濯は干場に困ります。アパートでも同じで、洗濯日も持ってきているんだけど引っ掛けるところに苦労しています。
 洗剤は日本から持ってきた洗濯洗剤は使い果たしたのでパッションフルーツフレイバーの洗剤を買いました。日本と価格は変わりませんでした。
 これから朝晩の気温が下がりそうなので何か服を買わなければいけないかもしれません。
 アパートの標高は1317mで赤道には日本よりは近いですが熱帯気候では朝晩の気温は15度くらいです。昼間の日差しは強いので日焼けしますが、日陰では涼しいというか寒いです。
 これまでホテル滞在でできなかった米自炊は炊飯器があるのでお米を買って炊いています。米の種類は白いのやら赤いのやらいくつかありますが炊き上がるとパサパサでスープと混ぜたりして汁気を補わないとまとまりません。食べにくいのでマラガシライスはスプーンとフォーク必須です。
 米1キロあたりの値段は路上とスーパーでは開きがありますが先日購入したものは路上白米で3000アリアリ106円だから日本より安いのですが、お米の生産量は国民の必要量を満たすものではないので輸入しているということです。
 米の消費は日本人の倍くらい食べるのかな。最初の熱帯雨林プログラムの時、マラガシ学生たちはイングランドの学生と1回目の食事をしてから、2回目の食事が用意されていました。それが米と豆スープでした。自分たちはこれを食べるから長く歩けるといっていました。
ヴァリという発音がマダガスカル語でお米です。日本人が1960年に食べていたお米の量と同量マダガスカル人は現在食べています。噛めば噛むほど甘くなるとは言えないお米かな。シリアルっぽいお米かも。
 アメリカに1人で住んでいた頃頻繁に食べていたのは小麦粉のトルティーヤでした。サルサソースとソーセージ、カット野菜とリアルマヨネーズが自炊の定番で飽きない味でした。
 トルティーヤをフライパンで両面焼いてボイルソーセージをはさみます。チェダーチーズはその頃から買ってました。
 2000年にアメリカにいる時に知り合いのおじいちゃんがビーチハウスをオレゴンコーストに持っていて家族で泊まらせてもらった時にTillamookという場所に乳製品の工場と直売所、飛行機の博物館を案内してもらいました。その時のTillamookの直売所はしょぼかったのですが2019年に再度訪れた時には超巨大観光名所になっていました。
 そこのチェダーチーズが美味しいのです。思い入れ分美味しくなっています。三郷のコストコに売っていますがスライスチーズとして売っていますが、小分け真空パックの時しか買いません。最近置いてないです。
 その土地での生活経験が食べ物や調理法に彩りを添えてくれるのでレストランで食べたものはあまり記憶に残っていません。
 日本から持ってきたディナーカレーも作りました。当たり前の味でした。
 ご当地の食材にも人にも抵抗なく混じり込む自分を感じています。英語を話す機会が多いので、オマイガと言ってしまうのはアピールですが、一人の時にどちらにしようかと迷うのは心身の混乱とストレスになっているような気がします。
 アメリカのカルフォルニアの国立公園で夜の闇の中でクマをテーブルの向こう側に見た時にトイレに行った家族に知らせるための、クマーというかベアーというか迷いました。家族だけでなく周囲のアメリカ人たちにも知ってほしいという判断から2秒でベアーを決断しました。トイレに寝る前の歯磨きに行っていた家族には私の声であることがわかったということでした。
 マダガスカルでは英語を話せた方がより雇用チャンスがありそうです。地方の人はほぼできません。大学生は英語教育は十分ではないながらも受けています。それ以上はネットで学んでいると言っていました。
 たくさんの種類の南国フルーツを食べられると思って楽しみにしていますが、1番の楽しみのパッションフルーツはいまだに買えません。安いか高いか、食べどきか、傷んでいるか確実なところがわかりません。先日サワーソップをアナラケリーマーケットで買いました。アイスクリームとヨーグルトのような味とネットに書いてありました。購入する時にお兄ちゃんが値段をマラガシなのでまったくわからずペンを貸してお兄ちゃんの手のひらの書いてもらいました。大きいのは5000アリアリ176円で小さいのが3000アリアリ106円でした。また来るよといって、言ったというかジェスチャーをして、再度行った時にお兄ちゃんの手のひらを持ち上げて、これで買うよということで購入したのですが、黒くなっていたり、柔らかい部分があったりでこういうものかと思いましたが初めてのサワーソップにエキサイトです。
別の店でバナナ1キロ3000アリアリ、ランプータン1キロ忘れましたが買うことができました。アパートに帰ってランプータンとバナナはすぐに食べました。ランプータンは味はライチに似てますがむせる酸っぱさがありました。バナナは定番の味。サワーソップはナイフが切れないので分解をためらっていました。意を決して分解始めて味をみると思っていたよりまずい。それに中に固い黒い食べられない部分があり、3分の1は捨てました。こんなものかなと思いましたが一度に全部は食べられないので解体しなから過食部をボールに取って冷蔵庫に入れました。十分冷やしてから食べるとまあまあ美味しいし、かなり美味しい。これはジュースにしたい味です。リナに連れて行ってもらったレストランで出していたのはこのジュースでした。抗酸化物質ビタミンCが多く健康にいいというのはまったく無視ですが、もっと良い状態を選別できるようになるまでまた買ってみます。日本で買えるとしたら路上ではないので高いけど、確実の良い状態ですね。安いけどハズレありも良いのかもしれません。売る人は知っていて売っていたのでしょうか。次の熱帯雨林に参加するのででか出る際に食べられるだけ食べて処分してしまいました。

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