願い

職場の後輩が妊娠をした。
彼女の結婚時期は、わたしよりも1年くらい遅かった。

改めて、自分は不妊なんだなと実感する。

誰かを羨んだり憎んだりしたところで、自分が何かを得られるわけではないことは十二分に頭ではわかっている。
「おめでとう!」という気持ちの反面、自分が「不妊」である現実を突きつけられ、ふっと涙が溢れそうになる。

わたしが妊娠したいと思うことは贅沢なんだろうか。「子供が欲しい」と思うことは夫婦にとって自然な願いではないんだろうか。自然妊娠ができない自分は願ってはいけないんだろうか。贅沢な願いなんだろうか。

と悲観するけど、悲観しても仕方がない。嘆いても、一歩も進まない。毎日をしっかり生きて、一喜一憂しながらも今、自分ができることを一生懸命やろう。

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