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【1LDK限定】 勝てる新築の設備とちょっとした小物アイデア 継続的な価値を初期こそ作ろう

今日は新築、リノベなどの不動産投資家向けの1LDKにおける差別化構築に関する内容を少しだけ書いてみようと思います。
1LDK限定にしたのは、ペルソナが2LDKとは違うこと、世の大多数の投資家は、やはり1LDKがメインであろうことから、僕の実績を元にした、設備群、ちょっとした小物などのアイデアをお伝えしてみます。


シューズクローゼットは1LDKでも大きな差別化。室内まで持ち込む必要がないものを収納できる。

シューズクローゼットは必須です。なぜなら他にないから。そして分譲でもついている物件を見かけることは稀です。家電の箱や趣味の道具置き場などにも重宝しますし、家電などの箱を捨てないで保管する方にも便利。電源があると電動工具や電動自転車のバッテリー充電、掃除道具、シューズ乾燥機もこの場所で使えます。 

浴室テレビは、テレビが見れるだけではなく。。。

浴室テレビは、安心安全を考えて僕の場合は取り付けるようにしていますが、これって台風や地震災害時に、緊急速報が見れることの重要性を考えてのこと。
単身女性の方々には、バスタイム楽しむ上で支持の多いアイテム。

単身者キッチンでも手を抜かないこと。色々と手を施すことで重宝されるものはたくさんあります。

キッチンでは、人造大理石仕様は必須であり(当然ながら見栄えが全く違う)
蛇口は伸びるシャワーヘッドと、まな板スポンジ置き付き。
また調理家電を絶対に使うことでしょうから、ケトル、電子ジャーなどを同時に使うことを想定して、2口コンセントは重要(もっと欲しい方はカップボードなどの場所に設置)
そして単身者向けキッチンを広く使えるように小型のコンロをセット。

過去僕が作ってきた1LDKには、2019年度以降に全てこのコンロをセット

リンナイのドロップインを標準化しています。 コストはかかるけど、長く使われる方にとっても良いと感じたのは、汚れがつきにくく、掃除がとてもしやすいこと。そして何より製品の品質が高く、5年経っても、入退去が重なっても、綺麗な状態のままであったことから、選んで良かったといつも感じています。
要は、古くなりにくく、物も良いという判断です。

レンジフードも見栄えの良いものを使います。意外とコストアップはしません。

レンジフードもキッチンの見栄えに大きく貢献します。また室内換気においても性能が良いものを使うことで、友達が遊びに来る際にもすぐに匂いを消すこともできます。女性などだとそのような部分にも注意を払うことですから、効果は高いアイテムです。

洗濯物干しを昇降式に変更。少しコストはかかるけど、使いやすく、室内に余計なものが目に入らないので、おしゃれにも感じていただける品物です。
僕は脱衣所にも取り付けています。1LDKであっても手を抜かないポイントの一つです。

昇降式物干しを積極的に取り入れているのは、洗濯物を干すだけに限らない使い方を提案できることと、脱衣所の場合は、浴室で洗濯物を干していると、その間浴室を使えないという不便さを過去経験したからです。 意外と脱衣所だけで乾燥もできるから、重宝します。

3面化粧台は必須。身だしなみに気を遣う男性、女性にとっては欲しいアイテム。 基本LIXILのEV、LCを使っています。
師匠にも影響を受けて、LIXILをメインにしていますが、タカラスタンダードも使っています。

洗面化粧台は、基本使いやすさ、掃除のしやすさ、水の飛び散りが少ない、収納をメインに考えています。ボウルタイプはその点全てで不利ですので、このようなシャンドレが最も適しています。頭をここで洗う人も多いし、洗濯前の前洗いを行う人、身だしなみを行う人などにとっても使いやすい環境とすべきだと感じています。

多くの三面化粧台の中にはコンセント2つ、3つタイプもありますので、中に髭剃り、ドライヤー、カーラー、トリマーなどを充電しながら(同時に使いながらも)収納もできますから、忙しい単身者にとっては重要な設備です。


おすすめ小物アイテムなど

KAWJUNの浴室、脱衣所のアイテム


こちらもKAWAJUNのフック。過去のIKEAの製品をブラッシュアップしたような製品
KAWAJUNのミニ手洗い。玄関、シューズクローゼット内部、トイレなどにあると便利ですね。(掃除にも)
KAWAJUN携帯置き付きペーパーホルダー アルミ製のデザイン性の高いアイテム。


ドアストッパー。 とても便利なのですが、一部注意点があります。

僕がマンションタイプにいつも備え付けている、マグネットタイプのドアストッパー。ドアが傷がつく最大の理由は、引越しの時が多く、裏面ともこのアイテムで傷が激減しました。 
しかし、このストッパーは、完成、消防検査後に備え付けることができますが(検査前に取り付けると、防火認定が取れず、検査中止になりますので、検査後必須です)
注意点があります。 火災の際にドアの閉まりに悪影響がでないように簡単に取り外しができることを入居者に伝えること、説明し理解いただくことです。
消防の指示で必ず注意を受けますので、備え付ける際には注意しましょう。


フルタイムシステムの郵便受け一体型宅配ボックス。2017年以後はこのメーカーを指定しています。

宅配ボックス、郵便受け一体型ロッカーを僕の物件は標準化しています。買取ではなくリースのため、リース期間以後は、安くなるし、新製品と交換も可能です。
また室内インターフォンと連動する機能や(インターフォン次第)、設置場所の複数箇所を削減し、1箇所で済むこと、24時間サポートがあること、デザインと使いやすさを兼ね備えていますので、とてもおすすめです。


このように、1LDKであっても、次から次と出来てくる新築に対して、どのようにアドバンテージを長い期間築けるかを考えると、最初にある程度の機能性を持たせて、良い設備を入れること、その設備に意味を持たせること、アイデアを散りばめること、それが分かりやすいものにする事は必須です。

僕がこれまで入居率100%を7年以上維持している部分の一つとして、このような設備もありますが、もっと大切なのは、室内に一貫性を持たせるという部分です。
デザイン、カラーリングなどをシンプルにすることは、実は入居率にものすごく影響することを理解しています。

自分色に住む人が染められるように、家具家電は好きなものを買うでしょうから、室内が初めから派手だったり、色味が多い、ホテルライクになっている状態は、自分色に染められません。 また激増しているミニマリストに対しても強い効果を発揮します。

そのような敏感な人たちにとって、設備の色味も大切ですし、細かな質の高いアイテムの設置においても高い効果を発揮します。
なぜそれがわかるのかというと、僕自身もミニマリストだからです。
(イノベーター、アーリーアダプターでもある)


価値観の多様性、変化を考え続けると、続々とできる新築住宅において
高いアドバンテージを築いて行くためには、一貫した物作りも大切です。

どんな新築1LDKが近く、隣に建ったとしても、なんら影響を受けないような
質の高い1LDKを作ってみて欲しいと思います。
設備群などは、ぜひ参考にされてみてください。

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