現代のアパートは建物の印象を強く与えること。 メーカーに頼らず設計会社を使おう。
今日は新築アパート建設を検討しているみなさんに、僕の考えるこれから先の、
差別化、強い印象を与えられるようなアパートとは・・を少し実例の作品をもとに紹介してみようと思います。
僕や師匠の作品は紹介致しませんので💦あしからず☺️
きっと、見えてくるものはあると思います。
何処にでもある、誰でも建てられるようなものではなく、
納得の行くような、自分らしいものづくりを考えてみましょう。
個性が強いアパートメントは今後差別化にとって必要不可欠です。
その中でも、いくかの作品画像、リンクを記しておきますので、参考になさってみてください。
大切なのは、誰でも使えるようなカラーリングの
サイディング一辺倒にならないこと
別の方法で印象を作り出す工夫です。一面だけでもこれだけのインパクトを与えますが、
ナチュラルであることが、最大のポイントだと思います。
福岡の設計会社の注文アパート。それぞれの入り口は、
まるで分譲の戸建のような意匠。
それでいて共有部分の余裕があり、生活しやすそうな、何処にでもない特徴的な空気感を作り出しています。
このような生活をイメージした作り方、構成がアパートメーカーにはないからこそ、設計会社から選ぶ必要性がありそうですよね。
まさに現代のアパートはこういうものだ、という空気感を出しているのは、ガルバリウム合板を生かした作りと、オフセットされているそれぞれの室内とバルコニー。デザインをまとめる工夫が共用部にも施されていることがわかります。
一般のアパートメーカーは、安く作ることから、このような空気を作る行為を行なってほしいと常々感じていますよ。
規模のあるアパートを作るのなら、こういうミニ街づくり系もとても魅力的だと感じます。こちらもガルバリウムを多用し、外構に思いっきりコストをかけて
雰囲気作りを行なっています。
これはデザイナーの仕事だとわかる意匠ですね。
見せ方と構成で、いくらでも表現が変わることを示した作品。
室内もクロスを多用せず、素材を生かした内容。
このような工夫をアパートメーカーは検討できないからこそ価値があると思います。
結局建物の構成は外観から入るのが適切。
間取りから作るのは、売るための設計者が考えることが多い。
しかしデザイナーは、その地域にあった独自の価値を考えることから始まるから、グランドデザイン(コンセプト)→ 構成 → 意匠 → 間取り → マテリアル(素材)という流れになろうかと思います。
要は、建物だけこだわっても意味がないということです。
独自の空気感を作り出すのは、コンセプトが重要であるということ。
これから新築アパートを作ろうとしている皆さんには難しいと思われるけども
これは設計事務所を入れて取り組むと、全く違いものが出来上がるよ!という
側面を知って欲しかったから。
アパートメーカーに頼らず、適切で素晴らしい作品を作ってみてはいかがでしょうか。
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