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夢希望を叶えるステージに来た僕が考える 不動産開発・賃貸業の終わり方。 

不動産投資を志す人たちにとって、自分の理想とする不動産の規模や、収益、価値観に等しい状態を目指していると思います。
僕は既にそれらの域を超えてしまっていて、規模拡大に興味はなく、収益そのものも既に十分すぎる環境から、自分の事業の行末をよく考えるようになってきました。
今日は、そのような僕自身の将来の行末、事業の終わりを考えるという内容を書いてみようと思います。

ここからの景色に人は見えないが、実際にはたくさんの人たちがいます。僕もそのような一人にすぎない。

夢希望を叶えるステージに上り詰めてしまった。

僕自身は、いったい何をしたかったのだろうか。
過去そのように思うことも多かった。

不動産投資を志し、人を助けるために始めた。
その結果、自分たちの生き方も生活も、未来を描くことも成し遂げてこれました。

その結果10年たち
誰も目を向けない不動産のデザインや質、地域に影響を及ぼすような価値を創造する運営する会社を、小さいながらも経営しています。

そんな中の人は、家族の行末、僕自身の終わり方、遠い先、未来の環境、
生き方など、過去より、今より、未来を見据えています。
それは個人的なこと。

事業は死なない、だから個人と違って別の終わりを見据えることが必要。
大切な環境と従業員、そして愛されている、これまで作ってきた環境と、
これから先創る建造物という価値。

何を思っても、何を考えていても、僕もあなたも、同じ人間なんですよね。
ただ、僕らは、全てを叶えられるステージに来てて、
もうこれ以上の個人的な目標は、死ぬ時の瞬間のことだけなんです。

遠くは近く見えて、近くは意外と遠かったりする。人生のようです。

叶えられる、これからの幾つか。

僕ら家族、妻と僕の夢は、数年以内に叶うことになります。
鉄筋コンクリートの絶景の家、僕が子供の頃から憧れであった、孤高の空気をもつ住宅。妻の感性を揺さぶる憧れを形にした住宅。
これは、もう叶えられる状態。
そして、それは目標ではありません。

事業は共感を生む、感性を揺さぶる、心が求める、
感動を掻き立てる住宅を創ること。
それらは、ブランドの信用、価値をまた一気に高めることになります。
誰もそこにはいけない、誰もそこを見ていない、僕らだからこそ実現できる世界。
これまで温めてきた環境を合わせ、地域、人、従業員、法人自体が存続できる環境を完全に構築できる状態を夢見ています。
そして、それも叶えられる状態。
目標ではありません。


終わりをイメージできる状態まで上り詰めました。あとは完成系へと進化することです。

今後10年を見据えた終わり方。

始めるのは容易い、辞める時が重要なのが、物事の本質。
僕の事業は、大きくはありませんが、地域への影響を増幅する出来事を
年を追うごとに蓄積しています。
終わることは、決して容易くありません。

一定の環境を切り離し、一定の環境に集約し、一定の状態を維持できるように構築したいと考えます。
その環境は、持続可能であり、関係する人たち、顧客、従業員、そして地域への影響は保持されるような、そんな終わり方をイメージしています。

そのために、昨年から色々と準備を行っています。
その時を見据えて、次の10年がどうあるべきであろうか。
守るべきものを強力に守るためには、どうすれば良いかを。

全てを消し去り、終わることは望ましくありません。
環境は生き続けるけど、先に僕らはいなくなる。
だからこそ、存在意義を形にする仕事でもある、不動産開発、ブランドマーケティングは、価値づくりの基本的な思想。

これを継承するために、必要なことを作り込む必要があります。
そこを終わりとするのか、区切りとするのかは、まだ明確ではありません。

登り詰めたら、降りる時が来るのです。

答えのない思考の世界と現実的な話。

書いてきたのは、僕の思想、理想など価値観で構成された、答えのない終わり方の抽象的な文章。

現実的には、やはり大事にする世界と、区切りをつける世界をはっきりする
ということに尽きると思います。

物件ならば、コア事業に集約し、価値を生み出す成果を上げ続ける。
その環境を強固にする開発と地域への影響を一定数保持、高める分野を
温め続けるという感じでしょうか。

その他物件は、売却し、BSを改善し、流動性預金を高く維持し、
守りを強固にする。
従業員は安定的に仕事に心を入れ続けられる状態を維持できるように、準備して行きたい気持ち。
そうなるだろうけど。

法人は集約し(既に準備中)分かりやすい状態とします。
そして、いつかは、僕らは離れることになります。
法人は死なないから、生き続ける。

だから、ブランドは価値がいくら高まっても
売らないんです。

今でもブランドを欲しいという不動産会社はあるけど、
それだけ無視できなくなっているということに
有り難さと。心を向けてきた甲斐を感じます。

家族でその環境を大切にして余生を過ごします。

その時のために、生きています

そんなことを描きながら、そうなるように、心で捉え、形作る仕事を行う。
それが今の僕の仕事であり、色々な意味での価値づくりなのです。



今日は心の棚卸し的記事です。
価値観をまるっと押し出してしまった感のある内容ですが
僕の思考や心がどうあるべきかが、少し垣間見れるような感じだったのではと思います😅

いつかは終わりが来る、だから予見し、イメージして
そうなるように意識することは、何事にも共通していると思います。

生死感を常に考える人にとっては、なんとなく理解してもらえるかなと
感じています☺️


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