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なぜ勘違いする不動産投資家が多いのか。 横着で自分勝手な家主にならないためには。

今日の話は、いつかは書こうと思っていた、触れなくてはならないお話しです。
不動産投資を志し、努力していた時から、軌道に乗り出した時、突如として勘違いする投資家、大家というのが結構いたりします。
無論僕もそんな時期がありました。
なぜ勘違いするのか、どんな人になって行ったのか、それでも復活した人など
沢山の投資家を見てきた僕の経験から、勘違いする不動産投資家について
色々と述べてみたいと思います。

憧れから現実に、多くの物件取得、家賃所得によって、思考が捻じ曲がってくる、そんな人が一定数います。


不動産投資家の勘違いした人間性の特徴

僕がこれまで接してきた不動産投資家の方々の中で、過去はとても目が輝いていた人たち、一生懸命行動して、学んできた方々は、当然ながら取得する機会にも恵まれ、そして自分自身で生きて行けるほどの所得を得る機会を得てきたと思います。

しかしながら、あるときから突然のように偉そうになったり、態度が大きくなったり、横柄なことを言ったりするような人間性に変わる人も多くみてきました。
そのような理由としては、頑張ったからこそ得られる成長体験がドラッグのような作用で、強くなったような、僕は君たちと違うんだとどこか勘違いを起こし
その誤った価値観の構築に自分で気づけないことから起こる特性変化だと思います。

僕が思うに特徴として、以下のような3つのタイプに分かれると思います。

①見た目が派手になり、人集めを行いセミナーを開き、業者とつるみ、紹介料などを業者にせびったりする人→ 他人を利用し儲けることに注力し人が離れ失敗する。

②会社員を辞めた途端、態度が横柄になり業者、金融機関などから裏面があると認定される人 →自意識過剰、表では良いことを言うが、中身が伴っていない事に気づかない。
③見た目は変わらず、表向きはいい人に見えるけど、裏では人の悪口を言ったりい悪どい事をする隠れ勘違いの人 → 自分主体で周りに悪い影響を与える行動を隠れて行う癖があり、自分を正当化する事が多い。

これら3つの特性の人は、人間的な成長を遂げてゆくはずなのに、その成功体験を勘違いして、人を使ったり、自分の思い通りにことを運ばせることに注力したりします。
また、うまくゆかないと協力者、金融機関、業者さんらを罵倒したり、裏で文句や噂話を言ったりして、関係を知らず知らずに壊してゆきます。
口から出た言葉は、誰かに伝わりますし、聞いた人はよく思わない事が往々にしてあり、悪口を言われた人や、その仲間たちから悪意を持って、いつしか攻撃される対象と変わってきます。
どちらにしても良いことは一切ないのです。


ここまで来れたことを噛み締め、しっかりと足元を見なければ、すぐに転落し取り返しのつかない事になってゆきます。

世の中いい人だけとは限らない。 自分を律する機会は自分で気づくことしか方法はない。

気持ちのいい不動産投資家もいます、しかしそれら人たちも過去は勘違いしたこともあった事でしょう。
そして、気づかずに、そこから成長もせずに残念な人間性の不動産投資家に成り下がって行く方も大勢いると思います。

そんな僕自身も過去は勘違いしかかった時期というのがありました。
自分のことですが、とても残念で恥ずかしい時期を過ごしたということです。

気づいたのは、突然の思いがけない方からの助言でした。
中卒さん、あなたは自分自身の言動に気をつけた方がいいよ。あなたの言っていることを悪く広める人もいるし、敵視視している人もいると自覚をして
発言も行動も、今一度考えるべき時期が来ているとの話を聞かせてくれました。

信用とは一気に崩れるし、取り返しのつかない事になる。だから、思い当たる節があるのなら、その方々に会ってお詫びしてきた方がいい。
そして自分で気づかないのなら、謙虚であり、紳士的に、誠実であることに今一度自分を律すことに努力してみなさいと言われました。

僕は過去、少し勘違いして対話したかもしれない人に会いながら、過去のお詫びをしました。その方々からは、気にしていないと言われましたが、そのように自分で悪いなって思い詫びるなんて、男をあげたね!と言われたことから、逆に信用を得られることを教えてもらったのです。
素直になること、自分の過ちを自分で気づくこと、そして誰かの助け合って今があることが基礎になっている事実をより認識せねばと思った出来事でした。

世間はいい人だけではなく、足もとを救ってやろうと思っている人も大勢います。
それを知らずに勘違いした人間になることで、すぐに攻撃の対象になってしまいます。
そうならないように、敵は作っていいけども、自分のパーソナルスペースを壊されないように、自分で守るような意識も持つべきだなと、僕は勘違いした人を大勢見てきて強く感じるようになりました。

世の中、沢山の人と影響を受けあって生きています。自分が勘違いすることに気づくことは難しいかもしれませんが、誰かが気づかせてくれる機会があれば、それは絶対に見過ごさず受け入れるべきです。

勘違いより、自分を理解した自分なりの行動を示そう。

僕が皆さんに言いたいのは、勘違いした人というのは、自慢や偏った経験の話が多い。セミナーでも人と話時でも、どれだけやってきた、どんなことでこんなに儲かった。という話はたくさん聞きます。 
本当にそう言うのは聞き飽きますし、だからなんだと思います。

そういう方々は、勘違いしていることに気づかず、自分の都合の話をするという側面があり、聞く相手のことを考えていないということです。
僕はそういう人との対話は極限まで避けていますし、相手もわかっていることでしょう。

意見を言うのは、その人に直接言えることしか言いません。
伝わっても良いと思っていますし、そうして距離を保ちます。
俯瞰して、相手がどう受け取るかを試している側面もあります。

同調すると仲間と思われるし、その人を嫌っている人からすると僕まで敵扱いになってゆきます。
だから僕は大勢の人とあまり接するのが好きじゃないんです。
そうしてパーソナルスペースを構築してゆきます。
考えながら人と接すると言うことでもあります。

見える景色も、経験したからこそ。自分だけで見れるようになったわけではない。

勘違いしない為には。

僕は勘違いしそうになった時から、心を本当に入れ替えました。
そうして、思いがけない出会いや、きっかけを与えてくれる人も大勢現れました。
そのようなことがなければ、今の僕の環境は存在しないし、
もし勘違いした自分がいたならば、周りも勘違いした人ばかりだったでしょう。

自分を律することができない人は、何かに依存、固執していると思います。
それが優越感だったり、お金だったり、物件数や借入額、売却益の額、家賃年商だったり。
それだけ不動産投資というのは、欲が形に現れやすい世界でもあるということです。 それら方々は、本当に自分のことばかり、儲けや規模の話ばかり。

だからこそ、よく話すのではなく、逆によく傾聴する方は成長するし
傲慢な残念な不動産投資家にはならないと感じます。

勘違いしないためには、そのような特性にならないように、
自分をどこかで律すること、誰かの助言があれば、素直に受け入れ
心を入れ替える、素直さを持つ必要が大切ではないでしょうか。

残念な投資家を見たくありません。
この業界は残念な人しかいないと思われているからこそ、
僕はそんな思いを持って歩んでくれる人を応援したいと
心から考えています。


終わり☺️

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