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こころに寄り添う心理カウンセラーとして…

“ちゃんとしないと”

そう思っている人は多いのではないでしょうか。
特に子育て中、私はいつも思っていました。

“ちゃんとしないと”

この言葉に追われている、そんな気になったりもしました。
でも
なにをちゃんとするんだろう・・・

子育て中は
こうしなければならない
これが出来なければならない
そんなふうに考えること、多くないですか?

“すべては子どものため”

でも、もしかしてその基準は
子どものため、ではなく
あなたが決めた基準かもしれません。

「○○でなければならない」
「○○しなければならない」
「○○してはいけない」

親が子どもに対して無意識に発するメッセージ
これを心理学では禁止令と言います。

人は生まれてから今日に至るまで、どんな環境で育ち、どんな人に出会ってきたのか、どんな人に育てられたのかで、人の価値観は大きく変わります。
特に心理カウンセリングでは、7歳くらいまでを重要視しています。

交流分析を創始したアメリカの心理学者、エリック・バーンは
“人の価値観の基盤は、7歳くらいまでに築かれる”
とされているからです。

人の価値観はその人が今まで無意識に続けてきた、生き方のクセなんです。
クセなので、良い悪い、正解不正解はありません。
ただ、もしこの価値観に縛られて“しんどい”と感じるのであれば、人は変えていくことができます。

ご自身の無意識の価値観に気付く
これだけで日々の“ちゃんとしないと”から解放されるかもしれません。


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