【都知事選】19歳の私が思うこと。
私は政治が好きです。
特定の政権を応援しているわけでも、明確な思想があるわけでもありませんが、政治の流れや傾向、選挙活動や社会の動きを適当に眺め、「へ~そうなんだ~」と自分一人で勝手に解釈しながら日々を過ごしています。
友人に政治好きだという話は決してしないし、何か大きなことが起こっても日常生活の中で話題にすることはありませんが、今回は…今回だけは!!
どうしても誰かに私の考えを聞いてほしかったのでnoteを書いています。
今回の都知事選。
皆さん話題にしている通り、大荒れですよね笑
東京都民でもない、なんなら東京行くなら飛行機使うっていうくらいの距離に住んでる普通大学生の耳にも様々な情報が飛んできます。もちろん受動的に…。
何が荒れているのか、どうして荒れているのか…
それを私がここに書く必要はさらさらないくらい大荒れで、いろんな人がいろんなこといろんなところで言ってます。
そんな様子を見ていて、私は本当にイライラします。
どこにもやれないこの怒りをどこにぶつけたらいいのか!!
まずイライラポイントその1
「議論するとこ、ちゃうやろ!!」
選挙において本当に議論すべきことは、この政策がどうだとか、立候補者の人間性はどうだとか、この人が当選したらどんな未来になるだろうとか…
やっぱりその地域やそこに住む人たちにとって有益になることを正々堂々議論すべきだと思います。
それなのに、今回の都知事選で話題になっているのは…ねぇ…
あの噂のポスターがうんぬんかんぬん
掲示板がジャックされたうんぬんかんぬん…
いや、知らないよ!そんなん!
もっと他に議論すること、知らなきゃいけないこと、伝えないといけないこと…いっぱいあるやろ!
そう思います。
X(旧ツイッタ―)で「都知事選」と検索してみてください。
本来ならば、立候補者の〇〇さんはこんなことを考えている、〇〇さんはこの政策についてこう思っている、こんな人が立候補している…等々。
ちゃんとした有益情報が上位に来るべきだと思います。
しかし、現状は誰が立候補しているのかも、何をしようとしているのかも、
本当に何もわかりません。
わかるのは、あの奇抜すぎるポスターのデザインと、いかにして掲示板がジャックされたかということだけ。
有権者にどうしろと!?
イライラポイントその2
「私たちには被選挙権がないんじゃ!!」
19歳の私には、ありがたいことに選挙権はありますが、被選挙権はありません。
私たち若者が政治に参加する主な方法はまだ選挙に行って投票をするということだけ。
どれだけ現在の政権に不満があっても、どれだけ現在の政治家に不満があっても、私たちは立候補することができないのです。
「若者の政治離れ」、「若い人達は政治に興味をもたない」
いろんなところで定期的に若者たちは批判されていますが、一部の大人が大人げない行為をするから、若者たちは「こんな一票で何が変わるんだ…」と政治不信を起こすのです。
大の大人なのに非常に未熟で浅はかな主張をしている人がいるからこそ、こんな選挙で何が変わるんだ、1票投票した所で何も変わらない、
若者たちがそう思っても全く不思議ではないのではないでしょうか?
少なくとも私は自然なことだと思います。
ただただ立候補した政治家を信じて1票を投じることしかできない私たちは、これ以上どうすることもできないのです。
若者の政治離れではなく、大人が若者に対して政治の大切さ、本当の魅力を伝えきれていない、というのが本質なのではないでしょうか。
「清き1票で日本が変わる。」
どう頑張っても今の私にはきれいごとにしか聞こえません。
これだけ書いておいてなんですが、私は都民ではないので選挙に行くことすらできません。
私の両親は本当に優れた人たちで、「なぜ選挙に行かなければならないのか」ということを幼少期からずっと丁寧に教えてくれて、両親も必ず投票には行くし、私自身もこれまで欠かさず選挙に行っています。
「今の日本に疑問がある。今の立候補者は信用できない。」と言って、無記名投票をしていた私の同級生がいます。
「若者は選挙に興味がない」
確かに全体的な傾向としてはそうなのかもしれませんが、日本の政治を変えたくて、もがいている若者は一定数いますし、今の政治に対してやりきれなさを覚える若者も多くいます。
みんな何とかしたいと思っている。
”若者”と括るのではなく、日本全体で政治を考え、変えていく、その努力を重ね続けることが大切なのだと思います。
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