見出し画像

住み続けられるまちづくりを考える。

私がまちづくりを考えるときに一番大切なのは、「地元愛」だなって思ってるの。

その土地で生まれた人みんながみんな地元を愛せ!とまでは言わないけど、「地元別に嫌いじゃないよな~」ぐらいは思っててほしいなぁって…。

地元って特殊な場合を除いてその人にとってひとつしかなくて、大切な存在であるべきなのに、(特に過疎地域を中心として)多くの若者が地元を離れてしまっているのが現状だし、そのせいでいろんな社会問題も引き起こされてる。

私は、観光業に力を入れるとか、商業施設を誘致して経済的安定を目指すとか、「外から中に人を増やす」みたいなアプローチももちろん重要だとは思ってるけど、持続可能なまちづくりのためには、「そこに住んでいる人、そこで生まれ育った人、地元を離れたけどいつかは戻りたいと思っている人、魅力的だと思ってその土地に移住してきた人」…そんなふうにその土地に現状足をつけて縁のある人たちが、心地よいと思えたり、地元好きだなって思えたり、自分の出身地を誇りに思えたり…そういうあったかい想いをいかに増やすかっていう観点をもつ方が大切なんじゃないかなって思ってる!

だから、その一つのキーとして民俗芸能があると思ってるって感じかな。

民俗芸能ってそれ自体がもつ歴史的意義はもちろん価値があるけど、それ以上に人と人を強固に結び付ける力があるし、祭りがあるからその時期だけは地元に帰ってくるみたいに、人々の居場所になる。

だから、そういう意味で民俗芸能は守るべきだと思ってるし、持続可能なまちづくりにはそういった地域特有の縁は必須だと思ってるよ~

という話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?