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THE W2023の感想と問題点を挙げてみた


紅しょうが 優勝おめでとう

女子~!今日がクリスマスやで~!

いやー長かった。
ようやく、と言っていいだろう。
紅しょうが優勝おめでとう!

Wに出ている中でも、常に『実力者』だ『優勝候補』だ言われていて、それでも惜しいところで優勝を逃し続けてきた。
計り知れないプレッシャーの中、優勝は本当に凄い。

パンツ出して優勝は、どうしてもビスケットブラザーズのニオイを感じてしまったが、面白ければ何でもいい。
というかWは『女性』であれば基本的になんでもいいので、こんな異種格闘技戦みたいな賞レースに下品だなんだいうのは大きなお世話というやつであろう。

3つの問題点

① 最終決戦 スパイクの冒頭音声トラブル

マジか?と思った。
ネタ冒頭の音声が途切れ途切れで聞こえなかった。
(現地は問題なかったそう)
ネタの入りが聞き取れないというのは最悪である。
まず、それ以降のネタ内容がまず入ってこない。
掴みに関係していればウケ量も変わる。
伏線に関することならば最悪だ。
音声トラブルがあったらどうしよう、なんて考えてネタ構成などしていない。
最初から最後まで聞き取れることは、最低の条件である。
例えネタに関係ない部分にしても、ずっとそこが引っかかりながら観てしまう。
『あそこ結局なんて言っていたんだろう』と。

さすがにTV前の国民投票は無しになった。
公平性を期すため…とのこと。
当たり前である。

というか賞レースに国民投票要素いるか?
M-1の敗者復活みたいに、結局人気が絡んでくるし、最初から必要ないだろうと思う。
しかし、2001年M-1 おぎやはぎの大阪の得点で未だに笑えるのも事実だ。
正直あの伝説を見てしまえば、面白要素は期待せざるを得ない。

② 審査員 女性1人だけでいいんか?

『女性限定』の大会なんだから、女性目線での審査が多少必要ではないだろうか。
あくまで出場資格の話だけで…と言われてしまえばそれまでだが、審査員というのは点数をつけたり、投票をしたりすることも大事だが、プロ目線で『こういう理由で面白かった』『こういうところが凄かった、評価できる』というのをわかりやすく伝えるのも同じくらい大事だと考える。

今回は友近さん1人だけが女性の審査員だった。
正直別部屋に歴代優勝者入れておくくらいなら、ここに投票させろよと…
ネタが面白いか面白くないかというのを女性目線で判断するのも、THE Wのやるべきことというか、あるべき姿だと思うんだけどな。
性別で出場資格を縛っている大きい賞レースはTHE Wしか知らないので、逆に挑戦的な試みをしていけばよいのに、と思う。
日テレが自局で大きい賞レース持てればそれでいい、で思考が止まっているのだとしたら、ちょっと勿体なくないか?と思います。
ま、審査員が全員女性になったらなったで違和感なんだろうな…

ちなみに。
第1回は公募395名とゲスト6名の計401票。
第2回は公募401名の投票。
第3回から、審査員6名+国民投票として計7票の形が取られた。

第3回の男女比内訳は女性4人、第4~5回は女性3人だったが、
第6回と今回(第7回)は、審査員女性1人のみ。

歴史が浅いので色々試行錯誤というか、固まっていないのは仕方ないかな。
R-1のブレ方に比べたら可愛いもんです。

③ 山ちゃん ピンチヒッターの司会で上手すぎる

これ1番驚いた。
フット後藤さんの帰る場所無くなっちゃったよ。

カツカツのタイムスケジュールはやめようね

R-1 田津原理音 470点に学べ

今年(といっても3月末)のR-1でのやらせ疑惑とあの叩かれ方。
賞レース運営が知らないわけないだろう。
生放送という性質上、仕方ないかもしれないが、最大限ミスを犯さぬよう繊細に振る舞うべきである。
ましてや今回の音声トラブルは、純粋にネタが楽しめないというところに問題がある。
スパイクからしてみればいい迷惑であろう。
優勝は勿論だが『地上波の賞レースの最終決戦で自分たちのネタを観てもらう』というのは物凄く大切なことである。
知名度上昇、興味を持ってもらえる、他の番組出演時に観てもらえる、劇場などに足を運んでくれる新規もいるかもしれない。
人気商売の芸人にとって、地上波の賞レースは絶好の宣伝場所なのだ。
田津原理音氏の件もそうだが、そもそも番組側が芸人たちの折角の渾身のネタに水を差すようなことをしてはならないのである。

もうちょっと余裕を持って放送したら?

これに尽きる。
R-1もだが、カツカツすぎる。
生放送をやるのであれば、想定外のことも起きるだろう。
番組枠の問題などあるのかもしれないが、余裕を持った番組構成をしてほしい。
短時間に詰め込まれると、観ている方もしんどい。
というか、トップバッターのまいあんつのネタが始まる前に既に押していたようである…もうそれ番組が100悪いよ。

時間が余ったら出場者や審査員と会話して間埋めすればいいだけである。
時間は余れば何とでも出来るが、足りないのは何かを削らなくてはいけなくなる。

その点M-1やKOCはこの辺りをうまく対応している。
M-1であればCMと漫才を融合させた『CM風漫才』を流すことによって飽きさせない。
KOCであれば浜ちゃんが審査員たちをイジって時間調節をしている。
やはりそういうところにも賞レースの『格』ってあるなぁ、と感じた。

最後に。

女子~!クリスマスまでもう半月やで~!
松ぼっくり銀色に塗り始めや~!

紅しょうが おめでとう!

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