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【夏休み】博多〜鹿児島 Day2 食に走る編

何時発の九州新幹線で行こうか考えた。鹿児島でどれくらい見る所があるのか、どれくらい時間がかかるのか全く分からなかった。なので帰りも何時に鹿児島を出ればいいのか見当がつかない。

そんな時、ウィーンからザルツブルクに移動した時って何時発だったっけ?と写真を見返してみた。

9:28発だったので
同じ時間にしました

9:28発ならホテルを9:00に出ても余る。朝食を食べて少しゆっくり支度できる充分すぎるくらいの時間がある。朝ドラの「虎に翼」を見てもまだ余裕があった。

ホテルは主要駅や始発駅の近くに取るようにしている。その方が移動が楽。今回、最初は朝食が評判のホテルに予約していたのだけど、博多駅まで地下鉄に乗り、駅からまた歩くというアクセスがあまり良くない場所だったので、博多駅近くのホテルに変えた。大正解。

さくら入線

博多駅から鹿児島中央駅まで約1時間半。途中阿蘇山が見えるかなと目を凝らしてみるけれど、ぼんやりとした山々が見えるだけ。九州って山あるんだ。勝手に平野だと思っていた。

たぶん阿蘇山たぶん
あっという間に到着
既視感

先週台風10号が猛威を奮って鹿児島県に直撃した時、鹿児島中央駅から中継していた。そうそう、このゲート。同じ画角で撮ってみる。

そこから市電に乗って天文館に向かう。今日は食べまくりますよ。そのために朝食を少なめにしておいたのだから。

3515さんで焼き芋ブリュレ

私はさつまいもが好きで、鹿児島のさつまいも農家から取り寄せしたことがあるくらい好き。少し前にさつまいも(焼き芋)ブームが来てたよね。鹿児島に来たからにはさつまいもを食べたい!とやって来た3515(さんごじゅうご)さん。焼き芋の上にカスタードクリームが乗っていて表面を焦がしてある。美味しかったけど、さつまいもだけで食べたら、芋そのものの甘さを感じられたかも。東京に戻ったらおいもカフェに行ってリベンジしようかしら。

3515さんを出て、せっかくだから観光的なものを……と思いやって来た歴史上の偉人。鹿児島と言えばこのお方。どん!

西郷隆盛様

こんな顔してたっけ?というのが第一声。私が歴史に詳しかったら、もっと「おお!」と思ったかもしれないけど、「ふーん」で終わってしまった。

揚立屋さんでとうもろこしとチーズのさつま揚げ

戻って来てこれまた鹿児島と言えばさつま揚げということで自宅への配送ついでに温かいさつま揚げをいただくことに。チーズが一番人気だそう。とうもろこしが次点だったかな。

この後もう一軒食べたいお店があったけど、さすがに立て続けすぎるので、思い切って桜島を見に行くことにした。地図を見ると真っ直ぐ海に向かえば見えるはず。

歩く。ひたすら真っ直ぐ歩く。そろそろかな。潮の香りもしてきたし海も見える。この建物の向こうにきっとどーんと見える!と信号を渡ると……

惜しい!雲がかかってぼんやりな桜島

思ってたのとちがーう!ぼんやり!そこの雲!おどきになって!

と、思い描いていたくっきり桜島とは程遠く、来た道をひたすら無心で戻る。暑い中これだけ歩けば美味しく感じるだろう。ということで直行したのはこちら。

白熊菓琲の白熊ベビーサイズ

普段かき氷はほとんど食べないけど、これは美味しい!上から下まで練乳で満たされている。大きいと思ったけどぺろりと完食。これは食べる価値有り。地元の若者のデートスポットであり、観光客の甘味処であり、出張サラリーマンの癒し所でもある。

正直、これで観光的なものが終わった。市電に乗って鹿児島中央駅まで戻る。

電車も線路も(市松模様)もキュート

元々取っていた帰りの切符は16時過ぎの出発。ええい、差額を払ってもいいから早く博多に戻ろう。1時間半前倒しで切符を変更する。

さよなら、鹿児島

はるばるよく来たよねぇ。島の沖縄県を除けば最南端だもんね。現代でも遠いのだから、西郷さんなんて江戸まで来るのに相当時間がかかっただろうね。帰りの九州新幹線の中では爆睡したわ。

結局、食事らしい食事はしていなかったので博多に着いたらがっつりしたものを食べたくなった。よし、また肉にしよう。

自分で焼くスタイル

極みやで100g+100gのハンバーグ2個と白米。白米ってなんて美味しいのかしら。普段は発芽玄米なので、旅の時くらい何も考えずに好きなものを食べたい!

デザートは別腹

ハンバーグで終わらないのが旅の恐ろしさよ。博多の石畳でキューブケーキを2個。美味しくいただきました♪