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聴衆にライブイベントを気に入ってもらい、さらにリピートしてもらう方法

ライブイベントとは、コンサートや手造りの作品を展示販売することだけではありません。録画したものもありますが、ウェビナーも立派な?ライブイベントに含まれます。オンラインで事業を宣伝したい、あるいはオンラインでセミナーを開始したいと準備している方のために、注意するべき事項をまとめました。

ウェビナーを開催することは、単に開催するだけが目的ではありません。
楽しくてためになり、かつ有益であることを保証する必要があります。
ウェビナーに参加する人は、最終的に売り込みがあることを承知しています。しかし、何度も足を運ぶようになるのは、売り込み以外の実際のコンテンツがあるからです。
さらに、あなたの売り込みによって購入することになった場合、その商品は素晴らしいものでなければなりません。もし、視聴者に素晴らしい約束を提供するのであれば、あなたはそれに応える必要があります。

誰に、何を提供するか

すべてのウェビナーは、聴衆が知るべきこと、すぐに実行に移せることについて教育するようなメッセージを提供する必要があります。
このようなメッセージが有益で、購入しなくてもできることがあれば、聴衆はもっとあなたの話を聞きたいと思うでしょうし、最終的にあなたの製品を購入したり、サービスを利用したりするかもしれません。

  • メッセージが明確でないと、聴衆は混乱してウェビナーから去ってしまうかもしれません。そのような事態は避けたいものです。聴衆が理解しやすい方法で情報を消化できるようにしたいものです。

  • 情報を提供する一方で、つまらないものにしないことも重要です。
    生き生きとした、楽しいものにしましょう。
    相手が共感できるような話をしましょう。
    あなたの人間性が伝われば、もっと知りたくなるはずです。

  • ウェビナーで最も重要な部分は、聴衆がもっと知りたいと思うようなトピックでなければなりません。適切なトピックを選ぶには、あなたの専門知識、経験と聴衆が必要としているものを一致させる必要があります。

  • 統計では、ウェビナーに申し込んだ人の約75パーセントは参加しません。
    しかし、参加した人に他の人が手に入れられないようなものを与えることにより、出席率を上げることができます。
    人々が話題にするようなものを提供して、出席率をあげましょう。

  • 聴衆を知ることは、ウェビナーを開催するのに最適な曜日と時間を知ることにもつながります。事前にアンケート調査し、会社員か主婦であるかなど、視聴者の自由になりそうな時間帯、性別、年齢の層などを知ることは、ウェビナーを開催するのに最適な日時を知ることにもつながります。

  • ウェビナーの開催案内は、セールスページではなく参加申し込みをした人に、会場で何が行われるのかを知ってもらうためのページです。ウェビナーで配布するボーナス景品や、より深く掘り下げた情報などを記載することで、参加申し込みが上昇します。

  • ウェビナーへの登録が完了したら、すぐに自動返信メールを送信し、登録のお礼とウェビナーへの参加を促すための情報を提供します。

  • ウェビナーへの参加を忘れると、ウェビナー本番に参加できないことがあります。ウェビナー・システムにはリマインダーを設定する機能があるものもありますが、そうでない場合でも自動応答システムで設定することができます。

ウェビナーを成功させるために熱心に働いても、これらの要因を含めなければ、それほど多くの参加者を得ることはできないかもしれません。

聴衆が誰で、何を必要としているかを理解することが、すべてのウェビナーを聴衆の心に響くものにするための第一歩です。
あなたのイベントが聴衆の問題を解決し、楽しませ、驚かせるものであればあるほど、聴衆が再び戻ってくる可能性は高くなります。

ウェビナー環境の準備

通信環境の整備状況にも注意しておきましょう。
ウェビナーを開催するツールとして、つぎのようなサービスを使うと負担も少なく、多少の慣れが必要ですが、便利です。
・Zoom
・MS Teams
・Cisco WebEX
・Youtube
・Facebook

それぞれのシステムで、無料・有料のオプションも用意されています。
同時に開催できる集客(受講者)数と時間により、無料・有料の違いがありますが、1~2時間以内に終了する10~50人程度のウェビナーであれば
無料で十分運営できます。

PC
PCにカメラとマイクが内蔵されている機種であれば、それだけで配信可能ですが、主催者として運用するので配信が途中で止まると大変です。メモリーは大き目(8MB以上)のスペックがあるPCが安心です。

インターネット環境は、Wi-Fiよりも有線を推奨
オンライン(web)で配信するセミナーなので、インターネット環境が必要です。自宅で使っているWi-Fiでも配信は可能ですが、同時接続参加者数に応じた回線が必要でしょう。大規模な配信やPCの動作が安定しているか、テストしながらの配信をお勧めします。動画のスムーズな配信には、有線接続の利用が安定しています。

ウェブカメラとマイク
配信に利用するPCにカメラが内蔵されていない場合、外付けのカメラとマイクは必須の機材です。PCの内蔵カメラよりもウェブカメラの方が、一般的に画質が良いです。また、セミナーの内容によっては、ホワイトボードを利用したり、接写カメラで写したり、自分のセミナーに合わせたカメラの質を用意してください。
録画配信の場合は、カメラやマイクは気にならないかもしれませんが、ライブ配信の場合には、故障時のバックアップの意味を含め、どちらでも利用できるようにしておいてください!

その他、あると便利な機材・環境

照明
配信する部屋のレイアウトに左右されますが、天井灯だけでなく追加の照明があると、顔面を明るく照らすことができます。顔色はセミナーの雰囲気を左右しますので、適度な明るさがあるか、事前に確認しましょう。
ウェビナー配信中、画面が暗いと参加者に与える印象が変わってしまいます。できる限り明るい環境を確保しましょう。

モニター(ディスプレイ)
目の前にディスプレイを配置して原稿を映しておくと見やすく、カメラの方を向きながら配信できます。また、主催者(発表者)とは別に、モニター用としてウェビナー参加者・受講者に見せたい資料をディスプレイに表示することもできます。いろいろ試してみてください。

環境
自宅から配信する場合、ウェビナーの開催中は参加者が声を聞き取りやすいようなウェビナーに適した場所、個室を用意できるといいですね。

ウェビナーにリピートしてもらうためには、信頼される話し方とコンテンツの満足度が大切なことは当然ですが、ウェビナーを通して、また聞きたいと思っていただけるような雰囲気作りが重要です。そのためには、明るい、楽しいウェビナーに仕上げることが満足してもらえる第一歩だと思います。

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