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GEOTRA陣内社長インタビュー - GEOTRA2周年の今、思うこと -


はじめに


こんにちは!GEOTRAインターン生の持松です!

GEOTRAは、2024年5月2日を以て、創業3期目を迎えました。
今回のnoteでは、GEOTRA社長の陣内 寛大に行ったインタビューを紹介し、この2年間を振り返ります。

インタビューでは、
① GEOTRAメンバーについて陣内が考える良さ
② GEOTRAを2年間率いてきた社長としての経験や使命感・責任感
③ GEOTRAの展望
について、陣内社長に伺いました。

インタビューでは、「お客様第一」、「ベンチャーと大企業の良さを掛け合わせる」といった言葉が大変印象的でした。
あっという間だったインタビュー内容を凝縮してお届けします。

図1:GEOTRA代表挨拶、当社HPより

GEOTRAとは?

- What is GEOTRA? -

GEOTRAは、2022年5月に三井物産とKDDIの合弁会社として発足しました。

ひとりひとりの軌跡がわかる高粒度人流データを自治体様や企業様にご活用いただき、まちづくりや土木交通、観光、防災など社会課題解決に貢献しています。

陣内社長は、2018年に三井物産へ入社し、2019年よりスマートシティ領域での新規事業創出の担当となりました。
Googleが始めたSidewalk Labsというプロジェクトをベンチマークにしながら、データを用いて都市インフラを変革していけないかを模索し始め、また事業会社設立も視野に、米国REPLICAの事業モデルを参考にしました。

2021年よりPoC(実証実験)期間を経て、2022年5月に三井物産とKDDIの合弁会社としてGEOTRAが設立されました。
設立以降、利用者の携帯電話から集められるデータを用いている事業を行っている特性上、社会情勢と社会のニーズに柔軟に対応し、世の中のベストプラクティスを積極的に取り入れようという姿勢でいます。

事業経営と国内外のネットワークに強みを持つ三井物産、データの収集と分析に強みを持つKDDI、その二つが強力なタッグを組むことで「データ」をコアに社会を前に進めていきます。

図2:当社体制、当社作成

GEOTRAのヒト

- Who are in GEOTRA? -

私(持松)は、インターン生として、2024年3月よりGEOTRAに参画しました。GEOTRAに対して抱いた第一印象が、働く人の面白さです。

GEOTRAでは、両株主からの出向者、正社員、副業エンジニア、インターン生など様々なバックグラウンドの方が働いています。個々が生み出す多様性がGEOTRAの良さを生み出しているという印象を受けました。
その点について、陣内社長はどのように考えているのでしょうか?

陣内社長:
GEOTRAで働く方の特徴として副業の方が多いというのが挙げられます。正社員だけという環境作りにこだわらず、副業や学生インターン等多様なメンバーが活躍できる環境を作っているのがGEOTRAの良さです。同じ雇用条件で働く、という前提にこだわらないことで、チームの立ち上げの速さを確保でき、事業を早く回せていると感じています。また、副業で働く方が本業で培ったナレッジをGEOTRAでも生かしていただいている点もGEOTRAらしさを生み出す要因にもなっています。

図3: GEOTRAの個性的なメンバーたち、当社HPより

陣内社長:
GEOTRAでは、正社員の採用を拡大するとともに、副業ワーカーや学生インターン、フリーランスワーカーの人員も増やしていきます。それぞれの立場の方が、意見を自由に言える開かれた環境の中で、ワーカーの多様性による「個の融合」をGEOTRAの成長に繋げ、社会への貢献を目指します。

GEOTRA社長としての経験、使命と責任

- Professional: CEO Jinnai Nobuhiro -

陣内社長は、三井物産でDXの推進に携わる他、経営企画部にも所属し、経営の嗅覚も養ったと言います。
陣内社長の社長になる前のご経験をもとに、GEOTRAで社長となってから今までの経験や心境、成功してきた秘訣に迫ります。

陣内社長:
学生時代に起業を経験し、自ら新たな事業に取り組む・創造するという姿勢を心掛けてきたことが、GEOTRAの社長業においても生きています。もっと上手に取り組めたなというプロジェクトもあるものの、毎回「諦めない」姿勢を貫き一定の成果を出し続けることが出来ています。諦めない姿勢は大学時代の起業で失敗した経験から身に着けました。

また、GEOTRAのプロジェクトが成功してきた要因として、サービスの提供の仕方を一つにこだわらなかったことが挙げられます。さまざまな業種のお客様から求められるものに対して、チームとして柔軟に対応してきた結果です。常にお客様に価値を感じてもらうべく、当社のValuesの一つでもある “お客様の方を向く” ことを、社内で徹底し毎回プロジェクトに向き合っています。

図4:GEOTRAサービスをご利用頂いているお客様の一部抜粋、当社HPより

GEOTRAの社長としての役割と、三井物産での役割の一番の違いは、毎年数値目標を持ち、達成出来ているか、危機感を持って確認していることだと、陣内社長は言います。

重責ある社長という立場の中で、社員と会社を守る、お客様のご要望に真摯に向き合い、会社を成長させる、そういった使命感を陣内社長は楽しまれている様子がうかがえました。

GEOTRAのこれから

- 泥臭く、貪欲に -

GEOTRAは創業してから2年の新興企業です(昨年度のと取り組みはこちら)。
今年度、そして今後GEOTRAはどうなっていくのでしょうか?
最後、陣内社長にGEOTRAの展望を伺いました。

陣内社長:
GEOTRAは、「データ」の力で社会を前に進める、ことをミッションとする会社です。その上で、人流データ等のビッグデータを用いて、社会課題の解決をリードする企業となりたいと考えています。データに裏付けられた企業戦略や投資が拡大する中、データの重要性や市場は広がっています。その市場をGEOTRAがパイオニアとして導くという覚悟があります。今後も、都市×ビッグデータと言えばGEOTRA、と言われるように努力を続けていきます。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。

本記事では、GEOTRAの陣内社長のインタビューをご紹介し、GEOTRAの魅力や展望、社長の視点についてお伝えしました。

GEOTRAでは、独自の個人情報保護技術により、人々の動きや行動目的などが高粒度に可視化された人流データGEOTRA Activity Dataをご提供しています。更に人流データのご提供に留まらず位置情報データ全般に関する利活用促進のためのご支援を行っております。

図5:当社事業概要、当社作成

noteでは、引き続きGEOTRAの事例紹介や活動報告、GEOTRAに関連するテーマの特集や事例研究を掲載していきます。

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