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申請書の枠組みに込められた「前提」「あたりまえ」を読み解く日々

助成金申請、頭が回らないのでちょっと逃避行

本日は、早めの職場離脱からの休憩。
で、テレビでぼんやりと水戸黄門を視聴。
ぼーーーっ。
からの助成金申請について考える時間。

資金提供者の前提、何を求めているのかと、
自分が大事にしているもののズレ、前提の違い、思考のクセについて考えている。ちょっと見えてきた気がするので、このまま寝かしてみる。

審査する側が知りたいことを解きほぐしてきた、助成金説明会

2007年から10年間、私は助成金を提供する側の事務局にいた。
毎年6月と10月の申請期間には、愛知県内各地で助成金の説明会を開催した。その際には、募集要項の説明と申請書用紙に何を書いてほしいか=審査員が点数をつけるうえでこういう情報が必要なんです!をお伝えしてきた。

正直、誰かにやり方を教えてもらったわけではなく、
毎年の説明会+個別相談+審査会を経て、
申請者と審査員とのコミュニケーションギャップを埋めるのが自分たちの仕事と気づいてやってきた取組。だって、出会って聞くとすごくおもしろいのに、それが審査する人に伝わらないって、もったいないもん。

立場が変わった

いまは逆に助成金を申請する立場、
こちらになってみると、相手の意図を理解するのに時間がかかることが多いと今更ながらに思う。

いまはおおむね、評価思考、input output outcome impact 脳になっている人には書きやすい申請書が多い。

そういうものの、問題意識がカチッと当てはまれば後は書けるのであるが、前提の何かがズレると、表のなかに言いたいことが当てはまってこない。や~、たぶんあなたが効きたいことはこれじゃないよね、でも私が言いたいのはここなの・・・。

ということで、当面は
申請書の枠を作った人との前提・あたりまえ感のズレをみつけ、
そのズレについて前提を合わせるための情報をどこに載せるとバランス良いかを考えて、
ぶちこんでいく
そんな、土壌作りです。

助成金申請相談を受けているときに、
自説を強く主張する人がいてその時は意味が分からなかった。
今思うと、相談者の大事にしたいことを主張する枠・場面が設定されていなかったのかと思う。

でも、一律で・同じ評価基準で審査していかないといけないというルールであるから、ルール内でどう戦うかということだったんだよ、あそこは。

まあ、いろいろありますが、締切まであと1か月以上あるから、なんとかなるでしょう。というか、なんとかするんですよ。



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