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鏡に映っているものは?

大学をやめ、アメリカでミュージシャンを目指し
バイトしながら音楽活動する若者

その若者が大学をやめてアメリカに行くと言った時
父親「一切、援助しない!」

人間は、平坦な道を歩こうとする人間には
必要もないのにあれやこれやと手を貸そうとするが
挑戦する人間にはなかなか手を貸そうとはしない

そのくせ映画やドラマなどの主人公のありえない挑戦には
「頑張れ!頑張れ!」と声援を送り、予想通りのハッピーエンドで
まるで自分自身が達成したかのような
自分が応援したからハッピーエンドになったかのような
達成感や満足感を貪る

(その上、知能の低い者は自分がヒーローになったかのように錯覚し
他者を見下し、否定し、誹謗中傷を繰り返し
優越感や満足感という快楽を得る事に夢中になってしまう)

しかしほとんどの人間は
現実で映画やドラマの主人公のように挑戦している人間を見ると
『挑戦していない自分』が対比されてしまい劣等感が生まれ
その成功に対する妬み僻みに耐えられず
それらから目を背ける為に
その挑戦を否定し、バカにし、嘲笑う

挑戦するな!
挑戦されると自分が挑戦していない事がバレてしまう!!

フィクションを消費している人間達が皆
主人公のように生きているなら
人間社会は遥か昔に理想社会になっているだろうし

そもそも偽物の夢物語自体が必要とされない

本来、ほとんどの人間が感情移入しなければならないのは
自分とかけ離れた主人公ではなく
その主人公を否定しバカにし嘲笑う雑魚キャラ

鏡に映っているのが自分だと気付くには
それなりの知能が必要




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