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画廊に行くようになって気がついたこと その34

 絵を描く身体性の話を続けていますが、だいたいにおいて、油絵は、イーゼルに乗せて座って描くことが、まあ、一般的でしょう。

 ただ、イーゼルに乗らない大作は、壁に立てかけて描いているのだと思います。

 絵に上下があるので、気にはならないと思いますが、重力の方向感覚に、絵もアーティストも、制約されているということです。

 絵を描くときの姿勢、立ち位置、技法の中で導かれる身体性も、どこかに忍び込んでいます。

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