言葉で伝える自己紹介
これから社会人になるので試しに自己紹介を書いてみました。
読んでくれたら嬉しいです。
「将来の夢はサッカー選手。」
小学1年生の頃からそう言っていた。観客の心をプレー1つで熱狂させる。
私のヒーローはウルトラマンでも仮面ライダーでもなくサッカー選手だった。
朝から晩までボールを蹴るサッカー小僧。
しかし、中学生で現実を知る。
電車に揺られ何時間もかけて毎週試合に行く。
出場機会はない。そんな生活が2年近く続いた。
「もうやめようかな。意味なんてあるのか?」
毎日自分に問いかける。それでも、毎朝のランニングと練習に行くことだけは続けた。それも徹底的に。意味なんてあるか分からないまま。
気がついたら初めてスタメンで試合に出ていた。
3年の夏。全国大会の初戦。これが公式戦初のスタメン。
運がよかったのか。確かにそれもある。
ただ休まず続けたことでチャンスを掴めたのだ。
チャンスを掴んだのは運ではない。
この経験が私のターニングポイント。
悪夢の3年間
高校生。群馬。寮生活。先輩。上下関係。挨拶。整理整頓。怒。怪我。
高校生活はまさに怒涛。毎日がサバイバル。
練習までにどれだけ休息をとれるか。休み時間に睡眠することは必須である。
吐くまで走る。気絶するまで走る。骨折6回。
こんな経験なかなかしない。
放課後。文化祭。恋愛。全部無縁。
高校生活は苦行であった。それが私の青春だ。
高校最後の試合、苦行に耐えた仲間とは心で繋がっていた。
言わなくも分かる。「お前のしたいプレーはこれだろ」
得点が決まる。自分のプレーであの日見たサッカー選手になれた気がした。
大学生で何したの?
大学生では人の心を動かした。
「何したの?」
変わったことはなにもしてない。
練習の準備。練習前の体幹トレーニング。練習後のストレッチ。
勝つためにやることをやっていただけだ。ただそれが徹底的だった。
次第に周りにその熱が伝播する。
先輩は練習に来ない。それでもスタメン。それはおかしい。
チームでルールを作った。
「欠席したらその週の試合には出られない」
当たり前を導入しただけ、しかしルール導入までに多くの心を動かした。
私のやりたい仕事って人の心を動かすことだ。
22歳社会人1年目。広告のゼミに入っていたわけでも、マーケティングに詳しいわけでもない。できることはまだない。
凡事徹底。誰にでもできる当たり前のことを誰よりも徹底的にやる。これが私の武器です。
この武器で私は広告界のサッカー選手を目指します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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