11/6(月)のマーケットレポート

おはようございます。
昨晩の米国株式は主要3指数は上昇しましたが、小型株のラッセル2000は下落しました。
S&P500は50日移動平均線をサポートにしたような形になって、良い形だと思う一方、ラッセル2000は50日移動平均線付近で跳ね返されてしまった形でした。

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長期金利

特に金利に弱い小型株ラッセル2000が下落した要因は、長期金利の上昇にあると思います。
Bloombergによると「社債発行が大量に予定されていることに加え、7日以降の国債入札が意識された。」
とのことです。

本日から米国債の入札が始まります。
7日に3年債、8日に10年債、9日に30年債がそれぞれ実施されます。
この結果によっては金利上昇の可能性はあります。

チャート的にも50日移動平均線で反発した形なので、まだ上昇トレンドは崩れていません。

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為替

米長期金利の上昇によって、再び日米金利差が拡大したことで
ドル円は再び150円に乗せてきました。

円は対ドルで150円ちょうど付近、需給懸念による米金利上昇でドル高

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原油

原油はほぼ横ばいです。
下記ニュースはありますが、落ち着いている感じです。

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センチメント

センチメントは依然としてFEARの水準です。
米3Qの決算発表で、売上高の鈍化傾向が明らかになってきているようです。
また、4Qのガイダンスも弱いものが多いと思います。

ただ、こういう時こそ買いに入る好機とも言えます。
引き続きデータには注視しつつ買っていってもいいと思います。
あくまで個人的見解として。。。

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