家事と、仕事と、生産性と | 夫婦の家事問題に一石を投じる
こんにちは!今日のnoteは久しぶりに家事について書いてみたいと思います。
12月に入り急に冬らしくなってきた今日この頃。この金曜日は会社の気の知れた同僚とプチ忘年会をしていました。家庭を持っているメンバーが多かったので、そうなると必然的に出てくるのが家事の話題。そういった時にいつも女性から聞くのが、「夫はあまり家事をやらない」「分担割合がどうしたって妻側に偏るのでいつも話し合いになる。」みたいなことです。
嘆きともボヤきとも言えるこういった声を聞くたびに、いつも私は思うんです。なんでこんなに世の中、家事が毛嫌いされてるんだろう?って。
誤解を恐れずに言うと、なぜ「分担」と言う言葉が家事においてここまで聞かれるのか?その意味がわからないんですよ。
私は男性です。
家事が大好きです。
だからやります、全部。
我が家ではただこれだけなんです。
分担なんて私自身は考えたことない。(妻からは、結婚前に一度この話をされた記憶はありますが、「全然、自分得意だしやるから全く気にしないで!」と言ったのを覚えています。)
だから、妻に対して一切「もっと分担してよ」と思ったことがないのです。
一方で男性が家事してるって、世の中的にはなんか話しづらい話題じゃないですか?「俺は、コレとコレとコレをやってるんだぜ!」とか言おうものなら、世の中の女性陣から「そんなんでやった気になるな!」的な話が飛んできそう。「イクメン気取ってんじゃねぇ!」みたいな捉えられ方をされる恐れがあるように思うんです。だからこれまで、私の具体的な家事のことについて書くことに、少し躊躇があったんです。
でもね、今日はなんか思い切って、具体的に書いてみたいなって思ったんです、家事のこと。
世間的には男性は家事をしない、って定説になってるけど、実はそんな人ばかりじゃないんだよ、こんな変な人もいるんだよ、ってことも知ってもらおうと思って書いてみることにしました。
別に誰かに真似されたい訳じゃないけど、私のユニークなワークライフミックスについて、気楽に読んでいただければ幸いです!
私の家事観
「男性が」とか、「女性が」とかではなく、そもそも家事は主体的にするもの、と言うのが私の価値観です。
我が家は夫が、ほぼ完全テレワーク。妻がフルタイム外勤です。加えて、小学生低学年の子供がひとりいます。
我が家での標準的な平日の家事はこんな感じ。
妻は仕事の関係で朝7:30前には家を出て行きますので、必然的にこうなるんですね。でも、それは仕方のないことですので、「もっとやってよ!」と言う話でもないなって私、思うんです。(たぶん実際にも妻に対して言ったことないはず!)
相手ができない状況であることも十分理解できるから、「じゃあ私やろう!」って思える。ただそれだけなんです。
朝以降のこともそうです。結局「ここは仕事の時間だから!」なんて肩肘張ってやろうとするから、夕方に全ての皺寄せが行っちゃうんじゃないの?って私思うんですね。
そんな硬いこと抜きにして、買い出しは、スーパーのレジが比較的空いている昼の合間に済ませちゃえばいいと思うんです。洗濯物は、夕方気温が下がって湿り出す前、あるいは天気が午後から下り坂って時は雨が降り出す前に取り込んで、仕事時間中に畳んじゃえばいいんですよ。
だって、仕事だって結局侵食してくるじゃないですか、プライベートな時間を。結局お互い様ってことだよなって私思うんです。
何でも混ぜるが吉
今の話にも繋がるんですが、私、家事も仕事も、もっと言えばリラックスタイムも、何でも混ぜちゃえばいいと思うんです。(「混ぜるな危険」と書かれた洗剤以外は!)
仕事の合間に家事をする。カフェで朝からリラックスしながらパソコンに向かう。昼休憩の合間に近所のマッサージ店で軽くリラックスする。洗濯物を畳みながらオンライン会議に参加する。食洗機に皿を突っ込みながら昨日の会議のレコーディングを聞く。
私たちはこれまで、会社に行って、デスクに座って仕事をする、と言うスタイルに慣れてしまったが故、こういう行為を平然と行うことに躊躇や罪悪感を抱いてしまうように思うんです。こんなので、仕事してます!とは胸を張って言えないと。
でもね、正直家事をするようになってわかったんです。こうでもしないと本当に共働きフルタイムは回せないってことに。そして、案外やってみると、それでも全然事足りるってことに。そして、何よりも仕事でもプライベートでも、時間がちゃんと確保できるってことに。
だから、男女の分担だとか、家事と仕事は混ぜるなだとか、そういった従来の価値観を疑ってかかり、それをちょっとずつ変えていくんです。
家事から少し離れることなんですが、「混ぜる」と言う観点から、英語学習について、私の最近のちょっとした取り組みを紹介したいと思います。
何をしているか?
公園内を歩きながらのオンライン英会話です。
目で公園内の美しい木々を見ながらも、耳と口は講師との会話を楽しむ、そんな英会話の学習スタイルです。
これがめちゃくちゃいい。普段家では感じることのできないような感性が働くというか。英語もより自然と出てくる気がするんですよね〜不思議なことに。
そして、案外講師側にも評判がいい!鳥の囀り。木々の揺れる音。そして時折映る朝日や紅葉。そんなものが講師の心を癒すようなのです。
家事と、仕事と、生産性と
で、ここまで書いてきてお気づきかもしれませんが、家事と仕事を混ぜることに慣れてしまうと、家事も仕事も、面白いほどに生産性も爆上がりするんですね。
そうか、コレとコレを組み合わせると一緒にできるのか!とか、コレの後にはコレをすることになるから、○○を事前に○○しておこうとか。どんどん組み合わせやシーケンシャルを考えていけるようになる。
すると、そのスキルがどんどん応用されていくんです。
このイシューを解決するには、コレとコレの組み合わせだな!とか。この人にこのことを聞けば、こうなって、こうなって、こうだな!とか。面白い具合に連立方程式が解けるようになるんですね。
だから結論、硬いこと言わずに楽しんでカオスを楽しめばいいんだと思います。
そうそう、先週の木曜はほんとカオスでしたよ。
昼間ずーっとミーティングマラソンに翻弄され、夕方になっても昼に食べた食事の食器は洗えていない。洗濯物は取り込めていない。そこに加えて、夜8時からはミーティング。しかも、妻は夜、大切な予定があり、帰ってこないこないスケジュールになっている。。仕事は山積み。目を通せていないメールは溜まる一方だったんです。
でも、そんな時にこそ、普段からミックスしているとある意味で悪知恵が働く。
パソコンを台所の調理台の上に置き耳からイヤホン。食器を食洗機に突っ込みつつ話を聞く。幸いにも発言するタイミングは少ない会議でしたので、続けてお次は洗濯物。これも脇にあるパソコンを眺めつつ、そして脱衣所やクローゼットへとパソコンを移動させつつも、どんどん片していくのです。
結果、妻からのサポートなしで8時からの会議に参加しつつも、全ての家事をこなしつつ、9時台に子供を寝かせるという目標を達成することができました。
仕事と家事の両立はアクロバティックなものかもしれません。ですが、このスキルを身につけることほど、私は大事なビジネススキルはないんじゃないか?って思うんですよね。
家事と、仕事と、生産性と_
世の中の男性がどうこうって話はさておき、私のこんなスキルが、皆さんのちょっとしたヒントになれれば幸いです!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨