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親になった立場から、夏休みの宿題について振り返る

今日のnoteは、澤サロンnoteもくもく会8月のテーマ、「夏休みの宿題について振り返る」について書いてみたいと思います。

さて、皆さんは、夏休みの宿題と聞かれてどんなイメージをお持ちでしょうか?

なんとなく、面倒、あまり好きではない、いつも夏休み最後の数日に固めてやっていた、と言ったイメージが浮かんだ方もいるのではないでしょうか?

あ〜そうそう!って思ったそこのあなた!👉
あなたは、私の友達です^^

私はまさにこのタイプでした。宿題を目の前にすると、全くやる気が起きない。そして気づけば、朝から子供アニメ大会お笑いマンガ道場をずーっとテレビで見て、だらだらと1日を過ごすといった夏休みを送っていました😅

今日のnoteでは、そんな私の小学生の頃を振り返るとともに、現在6歳の息子を子育てしている親としての立場から、今の私が息子の夏休みとどう向き合い、どう支援していけるかを書いてみたいと思います。これから小学生のお子さんを育てられる皆さん、そして、現在夏休みの宿題と格闘中の皆さんにこのnoteがヒントになれば幸いです✨

そもそも、なぜ夏休みの宿題はあるのか?

まずはそもそもから考えてみたいと思います。いや、このnoteを書こうと思った時にふと感じたんですよね。そもそもなんでそんな面倒なものを学校は子供に課してくるんだろうか?って。

だって誰がどう考えたって嫌じゃないですか。せっかくの休みなんだし、自分で自由に時間を使いたい。勉強が好きだったら自分でドリルを買ってやるし、本が読みたければ本屋や図書館へ行って、買ったり借りたりすればいい。なんで、学校から課せられなきゃいけないの?って思いませんか?
今思い返せば、私は子供の頃から頭の中で、ずっーとこれを問い続けていました。(面倒くさい子供です ^^;)

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ですので、親になって今更ですが、改めて夏休みの宿題の意義を考えてみたいのです。Start with WHY!

・1学期にやったことを振り返るため?
・子供の主体性を高めるため?
・子供の創造性を高めるため?

こんなことが頭に浮かびました。(我ながら成長を感じますw)

さて答え合わせです。今は便利な時代になりました。Google先生に聞けばほんとなんでも見つかる。

あっ!ありました!ベネッセさんのページに書かれていますね!
https://benesse.jp/kyouiku/202107/20210718-1.html

【1】これまでの授業の理解度を確認する
【2】学校の授業で学習した知識を復習する
【3】疑問点を解消し意欲を向上させる
【4】計画性・学習習慣を身につける
【5】家での学習方法を身につける
【6】自主学習を学力向上につなげる

なんとなく私がイメージした通りで合っていそうです。よかった〜

って、「ちょっと待てよ」と思ったんです。
そもそもこれって、ちゃんと子供本人、あるいは保護者に学校から説明されているか?って。

これ、ちゃんと説明しないとゴール変わっちゃいますよね?
すなわち、夏休みの宿題をコンプリートすること自体がゴールという風に。それって本当に子供本人として、保護者として、学校としてハッピーなことなんでしょうか??

私はそうは思わないのです。

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私は親としてこう考える

大事なことは、目的を顧みて、そのゴールを達成することだと私は思います。

すなわち次の通りです。

1. 計画→実行→振り返り→改善(つまりPDCA)のキホンの「キ」を子供に身につけさせる
2. 主体的な学習習慣を子供に身につけさせる

子供時代の私を例に考えてみましょう。

私は、全くの無計画でした。国語や算数のドリルは、取り組みさえすればできる。だからこそ最後に一気にやってしまおうと考えていました。でも、実際に蓋を開けると、最後の数日に嫌な思いをして、寝不足になりながらこなすといった顛末。。

ここはしっかりと保護者や学校の先生がガイドラインを示した方がいいと思います。

・1日、1科目あたり1ページを、毎日取り組むようにしましょう
・頭が働きやすい午前中に、30分間取り組みましょう
・週に1度は、保護者の方に進み具合をみてもらいましょう

と言った具合に、目安を示してあげることで、計画とはどういったものかを子供に理解させるとともに、その重要性について学ぶことができると思うのです。

単に「計画的に取り組みましょう」では、ほとんどの子供は理解できないと思います。

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また、自由研究や読書感想文といったさらに難易度の高いもの。これらについても考えていきましょう。

子供の頃の私は、これらの課題が超苦手でした。特に苦手だったのが、読書感想文です。そもそも読書習慣のない子供。本は私にとっての睡眠薬と思えるくらい、活字を見ると眠気がくるタイプの子供でした。^^;

こちらも保護者や学校の先生がしっかり支援してあげる必要があります。読書感想文というタスクなら、次のように分解して考えてみるのはどうでしょうか?

1. 選書する
 何に興味があるか?を書き出してもらう
  例)物語or伝記?、人物or出来事?、空想or現実?、過去or未来? など
 その上で、図書をピックアップしてもらう

2. 読む
 ペースを決めてもらう
 読みながら線を引く、付箋を貼るなどの方法を伝える

3. 感想を書く
 線を引いたところをとりあえず書き出してもらう
 そこから感じたことを子供と話してみて、それをメモしてもらう
 最後に書き出したパーツから構成を一緒に考えて、清書してもらう

こうすることで、一見ハードルの高いと思われる読書感想文といった課題でも、1つ1つこなしていけそうだなぁと子供に感じてもらえるのではないかと思います。

それがひいては、モチベーションをアップさせ、「自分でもできる!」といった自己効力感につながっていくのだと私は思います。

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親として背中を見せることが何より大切

ここまでつらつらと書いてきて、で結局何が大事かなぁって考えたら、この答えに行きつきました。

結局のところ、子供は親の行動をよく見ているのです。親が家でダラダラしていたら子供だってダラダラする。親が毎日本を読んでいたら、子供も本を読んでみようかな?と思う。親が朝顔の水やりをして花の写真を撮っていたら、子供もやってみたい!と言い出す。これが実際です。

だから、保護者である私たちも、自らが子供の気分になってみて、楽しんでみて、夏休みの宿題と向き合うと良いのだと思います。

つまり一言で言うと、こう言うことです。

私は、子供にとっての良い伴走者となれているだろうか?

これを問い続けることが、ひいては子供を成長させ、そして実は親である私たち自身を成長させてくれるのだと思います。

こう考えると、実は子供の夏休みの宿題って、親にとってもワクワクの源だったりするのかもしれませんね!

東京では(?)、私の地域では、9月1日が二学期の始業式。ということは、夏休みもあと数日。我が家も最後の追い込みに、のんびり伴走とか言っていられる状況ではないですが^^;取り組んでいきたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!

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