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#5 鍼灸国家試験まであと1か月

国家試験までラストスパート!残り一か月でやるべきこと。

久々の投稿となります。今回の投稿は国家試験を受ける受験生の方に見て頂きたいと思います。
 先週末は大学入学共通テストが行われるなどして受験の本格的なシーズンが到来です。鍼灸に限らずにマッサージ師・柔道整復師・理学療法士など「トレーナーになるために必要な国家資格」の試験が2~3月に集中します。


鍼灸マッサージの業界でも下記の日程で開催されます。
・マッサージの国家試験 2月26日(土) 
・鍼灸の国家試験 2月27日(日)


現在、専門学校3年生にとっては、合格を目指し最後の追い込み期間となっていると思います。この一か月をどう過ごすか?で合格できるかどうか決まると思いますが、鍼灸マッサージの国家試験を突破した私が現役時代実践して合格をつかみ取った「大切な3点」をお伝えできればと思います。
 これから試験に挑む皆様の少しでもお手伝いと自信をもって臨む背中を押す力となればと思います。
*個人的な見解ですので、すべての受験生の皆様に当てはまるものではありませんので、参考程度にお読みください。

1:過去問を徹底的にやりこむ!

鍼灸・マッサージの出題範囲は非常に幅広く、科目も沢山あります。全教科の教科書内容を把握して試験範囲すべてを勉強することは困難なことです。

解剖学・生理学・経絡・病理学などすべての項目を暗記することは、よっぽどの天才ではない限り不可能に近いと思います。
したがって、残り僅かな時間を効率よく使うには「出題ポイントを絞って」勉強をすることが必要不可欠です。そして自身でポイントを絞るのは難しいですが、「過去問題」を解くことでその傾向が見えてきます。
・横並び・並行するの経穴
・ひっかかりやすい生理現象
・間違えやすい筋の起始停止
・病理学 病症での起こりうる特異的な現象
 など多くの過去問を解いていくと一定の法則的な問題であったり、重要な何回も出題されている問題に気が付くと思います。

 現在は過去問題集が発売されていたり、過去問題をネット上で見つけることもできるので、ぜひ試してみてください。また専門学校で行われた「試験対策問題・テスト」なども繰り返し行ってみてください。
 そのあとで間違えた問題などの回答を教科書で確認し、その答えの選択肢も一緒にチェックすると問題全部を確認することが出来ます。難しいようですが、意外と簡単でスムーズに頭に入ってくると思いますので、ぜひトライしてみてください。

2:成績優秀者の方の勉強方法を聞く

学校生活をクラスで過ごしている中で、試験等を通じて「成績トップ・上位」と「下位」の生徒がいると思います。ここでは下位の生徒がダメと言っているのではなく、同じ勉強・試験をしている中で差が出ているということは、理解や取り組みに対して「何かしらの違い」があります。(もちろん社会・仕事の中でも)私は専門学校だけではなく、高校・大学など学生生活の中で常に下位常連の決して勉強ができる方ではありませんでした。

 スポーツで考えると、少し上のレベルや上級者の方と一緒に練習や試合をすることにより急激に競技レベルがアップしたり、技術が向上することがあります。また競技に対する意識(気持ち)が向上・前向きになりその後の練習の効率が上がったりする選手・チームがあります。
 上級者と接することで、勉強の仕方や考え方など自分になかった部分を知ることができると思います。もちろん、自分に合わないと思えばそれは真似しなければいいと思いますが、ある程度の効率の良さや知識・技術を学び得ることはできると思います。
 ぜひ、あまり関わりのなかった友達・ちょっと関係が微妙だったあの子であっても、ここはお話を聞いて一緒に勉強してみてはいかがでしょうか?

「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」

Asking makes one appear foolish, but not asking makes one foolish indeed.(聞くと愚か者に見えるが、聞かなければ本当の愚か者になる)
Ask much, know much.(大いに聞いて大いに知れ)

3:睡眠をしっかりとり、試験に合わせた規則正しい生活を!

受験まで残り僅かということで、必死に睡眠時間を削ってまで深夜遅く勉強をしようとうする方もいらっしゃいますが、試験に合わせた生活スケジュールを組むべきと考えます。人の生活リズムはそう簡単には元に戻りません。

 睡眠不足は脳の働きを低下させて記憶能力がガタっと落ちてしまいます。
残り一か月となると専門学校でも授業というより、「自習や自分のペースで勉強ができる時間」が多くなってくると思います。試験に合わせた睡眠・朝食・昼食・勉強時間などを作ってください。そうすることにより、精神的にも試験当時のスケジュルに合わせた生活を送り「日常と変わらない」という心理で当日を迎えられ力を発揮する準備を整えることが出来ると思います。東大を目指す漫画でも同じようなことを言っております。

ぜひ、現在の社会状況も考えて「睡眠と栄養・入浴など規則正しい生活」で「自己免疫力と集中力」を高めて・試験に臨んでください。

まとめ

1:過去問題を徹底的にやりこむ
2:クラス・学校成績上位の方の勉強方法を学ぶ・一緒に勉強する
3:試験に合わせた「規則正しい生活」

受験生の皆様の何かの参考になればと思います。
ぜひ、残り一か月頑張ってください。


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