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少し生き返った日

今日は、東急ハンズのワークショップに参加。「間伐材でおえかきせんすをつくろう」という、タイトルの平仮名の多さからも、子ども向けの様子を感じていたワークショップ。対象には未就学児以上と書かれていたと思う。

私の希望で申し込んでいた。子ども向けらしき中に、大人と小さくない子どもが参加していいのか迷ったが。

ハンズのイベントは、先着順で参加が決定する。

6月に市美で開催された「鳥羽さんといっしょに『あの日のことおぼえてる?』」という植本一子さんのトークイベントは抽選だった。
当初の会場の部屋を思い浮かべながら、限られた人数ではないのか、遠慮しようと感じていた。
が、申込時にフリー記述欄もあり、抽選になるようなら展示は在廊日に楽しませていただいたので落選で、と書いて気楽に申し込むことができていた。
結局、会場の方が変更になっていた。

今日のワークショップは、木に直接、ペン書きやステンシルできるという内容で、その感触を楽しみたいという欲求が勝って申し込んでいた。
子どもも興味を持ったようだったので、二人分で。

子ども向けの機会を奪ってしまったかもと考えていたのだが、行ってみると、置かれていたスタッフさんによるサンプルは、何だか大人っぽかった。
用意されている材料の色合いも、よくある基本的な色だけではなかった。

作成中にも、通りかかった子ども連れの人が気になっている様子もあったが、別な大人が気になって、明日の枠を申し込んでいる様子だった。

どうやら心配するような話ではなかったらしい。

どこに何色の線を引くかに集中し、ペン書きの感触を楽しんだ。木目の方向に少し滲む色があるのも、何だか新鮮だった。

後からステンシルも追加した。花の形に白いインクでスタートしたが、その色は、見る角度によってではあるが、あまり見えない薄い色だった。なので、シルバーをメインにした。

丸いステンシルもたくさん追加しようとしていたが、黄色で満月にしてしまった。どことなくお月見気分で、後から、もう少し白い花を追加し終了。

行き当たりばったりの仕上がりだが、集中して興味を持ったことを楽しむ自分の時間で、少し生き返ったような気がした日。今朝は網戸を外して洗ったり、スッキリすることはしたはずだが、こんな時間が時々必要なことを痛感。

子どもが夏休み中だからと、あまり自分の予定を考えていなかったが、それではダメだったらしい。迷ったが、申し込んで良かった。

夕方に見かけた月は、半月のように見えた。眼鏡もせずに見かけただけだが。
写真を撮ろうとしたときには、雲の中に入ってしまっていた。