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子どもによる十日夜

うちでは、今夜は十日夜のお月見、という予定にしていた。月は明け方に上がってくるので、月を見ながらという日ではなく、収穫を祝う日。今日ということにしたが、月齢から考えるなら今日ではなく、もっと後。

そもそも、今日は昼間から冷たい雨。
お供えをした夜には、雨は上がっていたものの、全天に雲。

十五夜でも十三夜でも買うタイミングを外してしまった、うち的な定番、お団子代わりのベビーあんドーナツ。初めてだと思うが、子どもに積んでもらった。

個数の決め事もない日。そもそも、お団子をお供えする慣わしの日でもない。なので、子どもが食べたい分と、大人用にあと少しという話にした。

6個と言いながら、子どもは勝手にお皿を選び、積み始めた。
が、ふと見ると、1列に下から3・2・1で、難しそうに積んでいたので止めた。十五夜・十三夜で積んだチョコボールでなくても、さすがに無茶がある。

下から4・2で、私が積んだ。
が、あっさり崩れたので、子どもにやり直してもらい撮った。手ブレしているが、気にしない。

雨は上がったものの、雲だらけの空を眺めてから、美味しくいただいた。

明朝の細い月は4時前に、金星・アークトゥルス・スピカに囲まれて上がってくるらしい。
秋の夜長とはいえ、明け方の月を見るのは、朝に弱い私にはあり得ないこと。
明るくなってくるまで、ぐっすり眠りたいと願う。