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一昨日のアートアクアリウム美術館

常設の美術館になる前に、一度、家族で見たことがあったアートアクアリウム。一昨日の日曜日は、急遽、常設展になってから初めて、アートアクアリウム美術館へ子どもと行った。もうすぐ閉館なので、初めてで、最後の機会となった。

急遽なのは、いろいろな偶然の重なり。常設展として開館した時期を忘れたが、2年近く前にはオープンしていたのではないか。気長に、行く機会があれば良いなと思っていた。

最近、今冬の深堀隆介さんの、展覧会について記事を見かけ、夫が行きたいようだった。何層ものアクリル内にペイントされた、立体的な金魚が不思議で素敵なアーティスト。個展ではないが、汐留ミュージアムへ、家族で見に行ったことはあり、次も家族で行こうと思っている。

その金魚の展覧会のことを、子どもに伝えたところ、こんな金魚を見た場所?と、楽しそうに話す内容は、いつかの夏のアートアクアリウムだった。

興味のある場所なら、興味のある内に行く方が良いかなと思った。なので、予約方法を公式サイトで確認したが、直近2週間くらいの予約が取れるように見え、売り切れもないようだった。いつ行こうか、とのんびりと考えていた。

そんな話を、友人たちにしていたところ、3日前、もうすぐ9月26日で閉館になることを教わった。移転するようだ。そんな情報に気づかずに、呑気に考えていたので、友人たちには感謝している。

夫は、以前見たので、あまり興味ないとのことだった。私と子どもだけなら、一昨日は空いていたので、急遽予約して行った。

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風は涼しかったが、予想を上回る天気の良さで、日向は暑いくらいだった。大変な晴れ女の友人が、きっとお出掛けしているのだろうなと思った。そんな中、行きは道に迷い、かなりの遠回りをして到着した。時間指定のない予約で、正解だったと思う。

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様々な種類の、本物の金魚や鯉が、様々にデザインされた水槽で泳いでいる。

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水槽は、大きなものから、家庭用にもありそうなサイズまで、いろいろ。デザインは、金魚鉢(巨大)もあるが、魚の飼育というと思い浮かべるような直方体ではない。上の写真の水槽は、水墨画のように見える。

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上の水槽は、万華鏡のように楽しめる。

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照明は派手なものが多く、金魚がキレイに見えない色で、照らされていたりもする。金魚が無彩色に見えるタイミングもあったりする。

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以前に見たことのある展示もあったが、それでも、夜祭のような雰囲気で、楽しく眺めた。

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館内のカフェは、閉鎖されている場所もあったが、すぐ上の写真のディスプレイが見える場所は、オープンしていた。お能を見に行ったことはないが、お能の舞台のようなステージがあった。何も演じられてはいなかったが、良い雰囲気だった。

暑い中、行きに遠回りしたこともあり、座って休みたい気持ちは大いにあった。が、子どもが、もっと食べたい時間だろうと思い、通り過ぎた。結果的には、そんなにお腹は空いていなかったらしく、寄れば良かったと後で思った。座れたのは、ここを通過してから、1時間近く後だったように思う。

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座るよりも前に行ったのは、福徳神社。アートアクアリウム美術館からは近い。福徳の森にある、Museum Sweets Store 縁日では、アートアクアリウム美術館の金魚焼を扱っているようだった。

子どもが先週の月曜日に、お守りが欲しいと話していた。無宗教に暮らしていることと、埋め立て地に住んでいることとで、縁のある神社やお寺などがない。

4年くらい前にも、本人はいなかったが、私が友人たちと近くを訪れたとき「子どもがお守りを欲しいと話してて」と話題にしたことで、この福徳神社で芽吹き守を授けていただいた。

偶々の成り行きだが、本人とお参りすることができて、良かったと思った。また同じ、芽吹き守と一緒に帰った。