![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143023873/rectangle_large_type_2_d2b79e093c50f33a61eef681484dc5c9.jpeg?width=800)
日曜日の散歩@建築祭
東京建築祭の最終日だった5月最後の日曜の散歩を、このnoteに。この日も、朝からたくさん楽しんでたくさん歩いた。寄り道もした。
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建築祭と関係ない寄り道は、午後から一人で特別公開の堀ビルに行った後。
とても楽しみに向かった堀ビル。
シェアオフィス「goodoffice新橋」として再生された場所。
前日の土曜日、友人の一人は頑張って行列に並び、一人は行列を見て諦めた場所。
私も行列を見ると避けてしまう方だが、行列でも並ぶつもりで向かった。
が、誰も待つ人はいなかった。
のんびり1階と外観を楽しんだ。見出し画像も堀ビルにて。
堀ビルでの写真は、呆れられそうなくらい撮っていたらしいので、記事の下の方にまとめましょうか…
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寄り道は、堀ビルをのんびり見学後、道沿いを南へ行くだけで到着。
最近、夫がニュースを見ながら話題にしていた「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」。商品としては小さいはずの車の、1/1スケールモデルがあるというので、楽しそうだと気になっていた。
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「1/1 ミニ四駆 エアロ アバンテ」と書かれている。制作期間6ヶ月とも。
「ミニ四駆の1/1」=「実車」
ONIBUS COFFEEのオープンな空間、カフェエリアに展示されていた。
堀ビルの前に友人たちと、ランチと共にコーヒーはいただいていた。
神田駅前で、苦みのはっきりとしたコーヒーと「大人のあんぱん」。
どちらも美味しかった。
ラムが効いた温かいあんぱん。トッピングにシナモン。中の生クリームがどんどん融けて、夏のソフトクリーム並の緊張感だった。が、無事にいただいた。
そこから時間はあまり経っていない。コーヒータイムにはならなかった。
が、良い天気の中、テラス席も含め心地良さそうだった。
プラモデル作りをしたことはないので、いろいろとわからな過ぎるのだが…
品揃えすごくないか?と思った。棚の高さもあり種類も量も多かった。「乗り物」という言葉から想像する範囲よりも、かなりの種類。
恐竜も見かけたと思う。
何に付くのか私にはわからない、細かなオプションパーツもたくさん。
壁面の関連のアートも楽しかったり。
文具店の画材コーナーのような道具のコーナーも、私では何に使うものだか全くわからないが、何だかたくさんあるな、と思ったり。
リアルなエンジン音と連動し、ブルブルと震えている冷凍車?の非売品だろう展示を眺めたりもした。そのトラックのコンテナにFREEZERと書かれていたような。
実車よりはかなり小さいいものの、家にあったらかなり大きいだろう。
イベントスペースらしきところでは、小さな子たちがミニ四駆のコースに車を走らせていた。建築祭とは関係なく楽しかった場所。
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新橋駅のそばの高架下を眺め、最後に東京ステーションホテルの特別公開を見た。
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解説パネルの並んだ回廊は、東京ステーションギャラリーを見終えた後に出る空間と同じ。場所としては、丸の内南口と北口で違う場所だがシンメトリー。過去から今について、大きな解説パネルが並んでいた。
今は災害は多いと思うが、今の私から身近な範囲の平和さに、どこか驚く気分になるほどに、少し前の日本ではいろいろなことが起きてきた。他の会場でも、そんなことは感じられた。
回廊へは、ホテルのレストランへの出入口からアクセス。見たことのなかった雰囲気を楽しめた。ただ、回廊隣接で虎屋のカフェ「TORAYA TOKYO」もある。普段も店舗への経路として通れる場所だろう。
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丸の内南口の回廊~天井を見上げて建築祭を終了した
朝の話からリスタートしてみましょうか…
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朝は、まず日証館へ。少し早く着いた友人の後ろ姿も見つけられる場所で、行列に並んだ。日影だったので無茶はなかったが長い列。
この日も涼しい服で日傘なし。日向で待っていたなら、厳しい暑さだったことだろう。のんびりと待ちながら外観を見上げたり、周辺の様子を眺めたり。
どの会場も想定外に混んだ時間が多かったのだろう。そんな中、会場にいる建築祭スタッフさんたちの、臨機応変な柔らかい対応が心地良かった。感謝。下の世代の人たちは頼もしいなと思った。
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今でも、会社や家のエントランスをキレイな良い状態にしておく、という感覚はあるだろうが、今の比ではない丁寧さというのか豪華さというのか…
すっきりと落ち着いた方向には感じたが、とても細かく丁寧な装飾がされていた。
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天井照明もだが、シンプルにおしゃれだと感じた
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2階への階段に近い天井
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外観を楽しみながら待ってくれていた友人と一緒に、江戸屋の特別公開へ向かった。日証館付近は、あまり歩いたことのないエリアだったので、友人と景色を楽しみながら歩いた。
江戸屋は、行列だとしても入ってみたいなと思っていた場所。だが、到着してみると、行列することも締め切っているタイミングだった。外観を楽しんで離れることにした。
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と友人たちと眺めた
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すっきりとした直線が目立つが、奥行のあるデザイン
もう一人の友人と合流できそうな雰囲気の中、先に二人で到着した丸石ビルディング。絶対に行く、と早い段階から友人たちと決めていた場所。
並ぶのかもしれないと様子見に近づいたが、行列はなくフリーに入れる状態。外観と内部の特別公開は二人で楽しんでいた。合流できてから、また楽しんだ。
内部は広い範囲を見られる訳ではなかったが、とても丁寧に作られたエントランスのデザインを見られた。内部は撮影不可で写真はない。
外観も含め、重厚な雰囲気だった。が、日証館にはなかった、動物のデザインがあちらこちらにある影響なのか、どこか親しみやすい印象もある現役のテナントビル。
そもそも頑丈に作られているのだろうとは思ったが、良い状態のまま今も用途を変えずに使用されている様子が好もしかった。
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玄関のアーチ
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警備員とお話できる窓のように見えた
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友人たちとランチし、その後は単独行動。
ここから先は、全て堀ビルでの写真。
外観に「堀商店」と書かれているのは、建築金物屋さんのオフィスだった頃のお名前らしい。中で見られた金物は、当然のようにとてもおしゃれだった。
写真、多いんですけど… 見ます?
サラリと眺めていただければ幸いです。
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壁面のデザインにプロジェクションマッピングが重ねられていた、1階ラウンジの壁面。カフェのような雰囲気だが、シェアオフィス契約者さんのための場所の特別公開。
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床・壁・金物の楽しいデザイン
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壁と書いたが、出窓というのかショーケース的空間の内側。
外からの光も入っていた
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後ろは壁面なので、パーティションではないらしい
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社員さんの通用口だった場所に見えた小さなエントランスの天井
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光の広がり方もとてもきれいで…
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1階の階段室で見かけた壁面の古いスイッチ。
壁のたくさんの穴は、素材自体によるものと思った。
スイッチの機能は、4本中3本が外れていそうなビスからも、手前のスイッチの半端な位置からも、動かないのだろうなと思った。
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外観をのんびりと眺めた
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ここも出入口だったのだろうなと眺めた。見上げて眺めた下の写真には、北側の出入口と同じ装飾。
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ここまで「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」店内以外の写真は、全て東京建築祭にて撮影。
写真を撮りたくて建築祭へ行ったつもりは全くない。が、見て良かったと思う場面では、できるだけ撮った。同じ場所に行った人も多いだろうが、同じ写真が多いとは思わない。
というより、同じ写真だらけだったら怖いことだと思う。
建築に関連する業者さんがたくさん参加していて、しかも同業というなら、視点が似るという話もありそうではある。
が、気楽に何となく参加した人たちの視点が、みんな同じなら怖いと思う。
見どころというのはあっただろうが、こだわらず、いろいろな魅力をいろいろな視点で楽しんだと良いなと思う。
人を写さないために、全体が伝わる写真は撮っていないので、私の建築祭noteで何が伝わったかは知らない。普段から、役立つ情報をという気もない。
が、こんなところまでスクロールしてくださった人に感謝します。
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洗ってそのままなので、ちょっとシワでごめんなさい
丸一日、建築祭を楽しんだのは土日だけだが、その前の平日、火曜・金曜も特別公開を楽しんだ。
参加初日の火曜日から、会場へは東京建築祭オフィシャルのトートバッグを持ち歩いた。が、トートバッグが届いた後に、お届けが遅くなると読める通知も受けていたもの。
お祭り当日に間に合わない人もいるのか?
私は持って行っていいのか? と悩んだ。
建築祭当日に使ってほしいという話だったはずのもの。届いた送付状にも、建築祭当日や日常に、たくさん使ってほしいと書かれていた。
悩む気分は残ったが、バッグとしての使い勝手だけではなく、コーディネートの面でも合わせやすいトートバッグ。せっかく届いたなら持って行くべきだろうと、全日、持ち歩いた。
土日はアクセス集中で公式サイトを見るのが難しかった。公式サイトに、建物内のどこを公開しているとか、撮影の注意など書かれていた。
これを持って私がうっかりな行動をしていたら、きっと建築祭スタッフさんが止めてくださるだろう、という安心感もあったり。想像以上に快適に使わせていただいた。
建築巡り中に、実行委員長・倉方俊輔さんと遭遇したきっかけにもなったのではないか。
建築祭の関係者さんにも、建築公開してくださったオーナーさんたちにも、大切にいろいろな建築を残してくださった関係者さんにも、こんなところまでスクロールしてくださった人にも、感謝しかない。
来年の東京建築祭も、きっと楽しむのだろう。
ありがとうございました。