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「真夜中のパン屋さん」1冊目の読了

昨日の午前中、図書室で借りた本を読み終えた。「真夜中のパン屋さん---午前0時のレシピ」(大沼紀子・著)。あれこれと揺さぶられるような影響があったのだが、その後に集中した仕事で、かなり印象が薄れた。

印象が薄れた頃、ほぼ、この日記は書き終えていたのだが、下書きまでで終了していた。その後の腹痛→今日の健診とまだ治らない腹痛で、更に記憶は怪しい。本は、健診ついでに図書室に返却し、既に手元にない。

読み終えたときには、いろいろとフクザツな感覚を持ったのだが、さっぱりわからなくなってしまった。シリーズものなので、また読んでいるうちに似た感覚を持ったりするのかなと思っている。

借りたときの印象や期待と合った、軽く笑える箇所の多い、良い本だったとは思う。ただ個人的には、他人事と単純に笑っていられないところも多く、心の表面に何となく細かな波が起きるような、泡立つような影響を受けた。そもそも私に、心が人並みに存在しているとも思わないが。

何かひんやりとした気分を思い出したり、面白いが笑ってしまっていいのかと思ったり。

話としては、とても面白かった。重い内容もたくさん出てくるが、それでも、温かい展開と軽く読める文章が良かった。この分量に、よくこれだけの個性的な登場人物と展開が入っているなと思った。

友人がドラマ化されているとLINEで話していたが、ドラマ向きな内容なのだろうと思った。私はドラマを見ることがほぼないので勝手な印象だが。意外と日常生活も激動なのかとも思ったりするが、さすがにここまで立て続けの展開はないだろうと思う。

「面白かったので、きっと2冊目から先も読むが、揺さぶられた波が落ち着いてから、と思ったりもしている。」と昨日、下書きしてあったが、続編1冊は既に借りて家にある。

それと、時間がない中、サクッと選んだ「まよパン」と関係ない本1冊も。図書室の開室時刻から健診まで、15分しかなかった。

関係ない本を挟みながら、のんびり読んだ方が良さそうな気がしたので、「まよパン」2冊という選択肢はなかった。

立て続けに激動な展開は、読んでいるうちに慣れてしまうのも、何かを麻痺させるような怖さを感じる。それより先に、自分が疲れてしまうかもしれない。なので、きっと関係ない本から読むのだろうな、と思っている。