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キメラ遊物園

今日は、千葉市美術館の、つくりかけラボで開催されている「キメラ遊物園」へ家族と行ってきた。子どもに楽しく、大人にも面白い場所だった。

上の写真は、ラボの外から見られる、アーティストの作業場所(岩沢兄弟の実験室)。今日は、アーティスト・岩沢兄弟の在廊日。お兄さんは、大きな鯉のぼりを広げてらした。弟さんは、下の写真のカウンターにいらした。

つくりかけラボは、会場内がどんどん変化するのが面白い。とはいえ、同じイベント中に複数回参加したことがないので、実際には見ていない。
子どもも面白かったようなので、また行こうかと思っている。

デザインも内容も面白いチラシの、モデルと思われるライト(ラボの外)

ラボの中は、見たことのある物が、不思議な印象になって展示されていた。
なぜ不思議かというと、なぜここに、なぜこんな組み合わせで、という違和感。
そのうえに、アーティストによるものか来場者によるものか、シールの目と吹き出しが追加されているので、更に不思議な印象だった。

ラボでは、目のシールをガチャでいただいた。尻尾が出てくることもあるらしい。ラボ内で好きな場所に貼り、用意された吹き出しの中身を書いて、両面テープで貼る、という参加型のアート。

なので、来場のタイミングによって、見られるものがどんどん変わる。
これから使われる可能性のある物が置かれた、立入禁止のエリアもあった。

野生遊物ゾーン(立入禁止)

感染症対策で減ったコーナーもあるようだったし、混む場合には滞在時間10分の制限もあるようだった。混んでいないタイミングだったので、もう少しゆっくり楽しませていただいた。

同じフロアの、びじゅつライブラリーで、少しだけ本を読んだ。

上階で開催中の「ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵」展にちなんだ本の中から、絵本「ミッフィーとほくさいさん」。子どもと眺めた。ミッフィーもユーモラスだが、ほくさいさんの絵もユーモラス。

子どもが、恐竜の図鑑を眺めている間に、「天才こども建築家、世界を救う」という絵本も読んだ。エンディングは、理想的な学びの光景だった。こちらの本の文もまた、ユーモラスだった。

こんな絵本で育つ、今の小さな子どもたちの将来は、きっと楽しいだろうな、と思った。