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「比べず、とらわれず、生きる」読書感想文

えびちゃん🦐と読書感想文の書きあいっこをしています。早くも第4回目✨

今回の課題図書(と敢えて宿題感を出したい)は、えびちゃんが選んでくれたこちらの本です📖✨

じゃん!絵がかわいい

こちらの本は、いつもどおりネットでポチポチして中古本を買いました。おもしろいなと思ったのは、まず前の使用者さんのドッグイヤーの跡が本の右下についていたこと🐶

私とは違うページが心に残ったんだなー
私は本の右上もしくは左上にドッグイヤーするんだけど、右下が前の人のこだわりだったんかなー

など、前の持ち主にちょびっと思いを馳せる。

例の如く、全体をうまーく要約しながら書けないので、ドッグイヤーしてあったところから3つ書かせていただきます🙇‍♀️

本書を通して著者の訴えたいことは、今を生きることの大切さだと思います。

過ぎ去った過去に、心をあそばせることなく
未だ来てもいない未来に、心を奪われることなく
ただ「今」という一瞬を丁寧に生きることです。

表紙のうらより

過去、物、お金、あらゆることに執着しない方がよいというお話が出てきます。著者に優しさを感じるのは、読者に寄り添った言葉選びで書かれているところ。「物事に対する執着心は、誰もが多かれ少なかれもっているものです。」という一文などは、まさにそういった印象を受けました。執着心ダメ絶対!みたいなことでなく、執着心あるのも仕方ないよね気持ちもわかる、ってかんじ。

いくつかある中で、私が気になったエピソードはブランドバッグについて書かれたもの。

下載清風(あさいのせいふう)
重たい荷物を下ろした船は、軽快に風を受けて進んでいくという意味です。

比べず、とらわれず、生きる P61

見栄や物欲といった、心の荷物を下ろすことです、と文章は続きます。ブランドバッグを100個買い集めていたら、97個には「見栄」というタグがついているようなものですよ、バッグは3つあれば十分ですよ、というようなことを優しい表現で書かれています。

次に私がマークしていたのは、切磋琢磨のページでした。こちらは馴染みのある四字熟語ですね。語源なども本には書かれています。ライバル意識のようにとらえられるが、そうではないと。お互いに競い合うことで、双方が成長を遂げていく。そんな関係を示す言葉だそうです。
このP124〜P129に関しては、思うことがたくさんありました🤔著者の考え方にそうだなとも思うし、そうでもないかもとも思う、相反する気持ちがあります。ネット社会が進み、パソコンを通してのつき合いがどんどん増えている。そこには心と心のぶつかり合いが見えないと著者は書いています。たしかに、ネット上だけのつき合いの捉え方は人それぞれで、簡単に切れる関係・自分の心地よい人とだけつながっていられる気やすさみたいなものはあるかもしれません。でも、仕事やプライベートも同じことが言えて、仕事上だけのつきあいなら転職すれば関係は切れるし、ママ友だって深入りしたくなければ保育園の送り迎えで顔を合わせるだけです。浅い付き合いをしたいか深い付き合いをしたいかは、ネットでもリアルでも自分次第ではないのかなぁと思いました。

賛成か反対か。それは100か0かではありません。

比べず、とらわれず、生きる
第2章 自分で自分を育てる P127

著者が書いているとおり、白か黒かではなくグレー。笑 私は著者の考え方とは違いますが、一部は理解できます。切磋琢磨が「お互いに競い合うことで、双方が成長を遂げていく。そんな関係を示す言葉」とありましたが、そういう良い関係がnoteの友達にはあると思うんですよね。

知識は一人で貯めることができても、生きていくうえでの智慧は一人では身につきません。ともかく他人と関わることが大事なことなのです。

 比べず、とらわれず、生きる
第2章 自分で自分を育てる P125

noteのみなさんとのコメントのやり取りなどは、他人との関わり合い盛りだくさん。たまにやり過ぎて良くも悪くも疲れちゃうこともあるくらい。だから、著者にネットでの意見や考え方のぶつかり合いは心に響かないなんて書かれちゃうとちょっと悲しいです。

話がズレます。他人と関わらずに生きることってできるんでしょうか?(そういえばそんなタイトルの本も持ってるぞ私)
少し前に読んでいた三千円の使いかたという別の本に、小森安生という晴耕雨読な暮らし方のキャラクターが出てきます。以下ネタバレありますご注意ください。
安生は、浮気相手の妊娠疑惑が解消された際、結婚やこどもをもつことについて「したくない理由」として費用対効果を持ち出します。自分の生き方を「俺自身が自分の中で高まったらそれでいい」といって、近所のおばあちゃんにブチ切れられて頭引っ叩かれます(暴力はいけません。笑)
安生の気持ちも、おばあちゃん(琴子)の気持ちも分かります。安生のように旅に行くのも本を読むのも楽しいし、私も1人時間が大好きです。そして琴子のいうとおり、結婚も子育ても理不尽だらけだもの、費用対効果なんて考えたら一生できない。
これは小説、作り話ではありますが、飄々としている安生が困ったときに琴子を頼るように、どこで何をやってどう生きようとやっぱり人は1人では生きられない他人と関わって生きていくしかないのだな、とも思いました。

だいぶ長くなってしまった😳3つめ、サラッといきますか。いけるかな?

歳月不待人(さいげつひとをまたず)
人生は限りがあるものです。今日という一日は、二度とは戻ってきません。そして気がついてみると、時はあっという間に過ぎている。

比べず、とらわれず、生きる
 第3章 この一瞬を生きる、ということ P165

今やるべきことは何か。まずはそれを考えることです。はい、そろそろお昼ごはんを食べます🍙

人生の優先順位を考えて、自分が1番にやるべきことは何か、1番やりたいことは何か、書き出してみましょうとのこと。それが出来りゃ苦労はしないよ!って言いたくなっちゃいますが。笑 仕事も子育ても自分時間もどれも大事だからおんなじ天秤には乗せられない。恋人に「私と仕事どっちが大事なの!?」と詰め寄られるような理不尽さを感じるのは私だけ??(されたことないけど)

一番にやるべきことね、、、優先順位も時と場合によって変わりますから、まぁそう悩まなくても良い気もしますが。

長々と書いてしまったので強制終了しましょう!
えびちゃん、本をオススメしてくれてありがとう💞

次の本はもう決めてあります!✨またそのうちやろうね📚✨✨


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