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月と話そう

 
あなたは今、自分が孤独で
世界に一人だけ取り残されたような気持でいるでしょう。
大丈夫、私も一人。
ずっとあなたを見ていたよ。
気付いて、一人じゃないことを。
 
あなたにお父さん、お母さんはいないかもしれない。
いたとしても仕事が忙しかったり、
自分のことに精いっぱいで話を聞いてくれないかもしれない。
機嫌が悪い時は、あなたを叩くこともあるかもしれない。

友達のお父さんやお母さんを見て、
なんで私の親はこんななんだろう
と悲しくなる時もあるでしょう。
家族で出かけたり、旅行へ行ったりしたいのにそんな楽しい思い出もない。
悲しいよね。
 
でも、親も一人の人間。
完璧じゃないんだよ。
お父さんもお母さんも、もがいているのかもしれない。
自分でもどうしたらいいかわからなくて。

幸せな人は人に意地悪はしない。
あなたをバカにすることで、自分を必死に保っているんだよ。
自分が愛で満たされなかったから、愛を与える方法を知らないの。
 
だから私と話そう。
ずっとあなたを見ているよ。
 



子どもの頃の私と、
親に愛されない子どもたちに捧げます。

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