あん摩【あんま】

くどいようですが、今日で3日連続で言います。
「マッサージ師さん」って一般的に言われてる国家資格を取得されてる方は、
ーあん摩
ーマッサージ
ー指圧
という3つの手技を修得しています。

で、
今日は
ーあん摩
の実技の授業。

あん摩の歴史も面白いのですけど、
バッサリ省かせてもらって、
揉捏法【じゅうねつほう】
あん摩の見せ所的な手技を今日も習いました。

揉捏ってのは読んで字の如くなやつです。
揉む【もむ】
捏ねる【こねる】
んです。

その方法の目的はいろいろある中でも、
筋肉をゆるませる。
ってのが主です。

ゆるんでないですもんね。
疲れちゃうと。
スマホとかガリガリ使ってると。
筋肉が
硬いとか、
張ってるとかしてて、
ギュって緊張しちゃってるから、
神経や血管にも影響しちゃう。
なので、
筋肉をゆるめましょう。
な手技は
揉んで
捏ねるのよ。
それが揉捏法。

硬いのは良くなくて、
やわらかいのは良いって
牛とか豚とかでもそうですよね。
硬いのは美味しくなくて、
柔らかいと美味いって刷り込まれてるというか。

ちょっと気持ち悪い言い方しちゃいますが、
あの肉ってのは、
筋肉を食べてるわけですよね。
なので、豚も牛も筋肉がやわらかいほうが美味い。

どうやら、
ヒトも筋肉がやわらかいほうが美味い。
や、
上手い?
ま、
やわらかくしてあげられる施術者は
上手い。
ってのは、間違いなさそうで、

そのためには、
「筋肉を切るように揉捏する」
と良いらしい。

これも、なんかスーパーで買ってくる側の肉の切り方で聞いたことがある。
「お肉はさ、繊維に対して垂直に包丁いれるんのよ!」
って平野レミさんとか言ってた気がする。

それと、おんなじ。
筋肉の繊維に対して垂直に切るように
揉捏すると「ゆるみやすい」
ってことなんです。

ごっちゃにすると気持ち悪いですけど、
一緒だと思えば納得っちゃー納得する、
って話でもあるなと。

大事なのは、
筋肉がどんな役割をしていて、
どこから始まって、どこで停止してるのか?
その繊維の向き、流れってのを
把握してる人っての上手い人。

焼肉屋のこだわり店長とか。
詳しいっすもんね!
これはどこの肉で、どんな役割してるから、
こんな味になるんだって。

(うるせーなぁ)
って思って経験はちゃんとあるんですけど、
そこは名人の基礎中の基礎ってことなんでしょうね。

まだまだ修行が足りませぬ。








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