見出し画像

終末回旋【しゅうまつかいせん】

膝をピン!って伸ばしたときの、
最後の動きのことを終末回旋というのだそうです。

これ、膝をピン!ってよりも、
カチッ!
って響きがしっくりくる感じの仕組みなんです。

どういうことかと言うと、
フラミンゴを想像する感じですね。
フラミンゴさん片足でお立ちになるじゃないですか。
なんならあの人あのまま寝るらしいですよね。
昔、電車で立ったまま寝てしまい
一駅寝過ごすってプレイをしでかした時は、
オレ立っても寝れんだな。
って自分の能力に感心しましたが、
フラミンゴさんの方は片足っすからね。
かないません。

あのフラミンゴさんの後ろから忍び寄って
学生の頃よくイタズラした
膝カックンを仕掛けたら、
って考えてみると、、

怒られるでしょうね(^^)
ひどく。

ってどうでも良いことから戻しますとね、

あの膝カックンを仕掛ける相手を見つけるには
片足に体重をかけて、
休め。
の姿勢の友達にやるじゃないですか。
あの姿勢ってのは、
膝をマックスに伸ばしてますよね。
で、その片足に体重がしっかり乗ってますよね。
あのように足を棒にする感じ。

で、最後に、
カチッ!って折りたたみ傘の骨が最後の最後に
カチッ!って伸びて開いて強度が強くなるようなイメージで、
カチッ!ってピン!ってなるわけです。

太ももの骨の大腿骨【だいたいこつ】は内側に
ちょっと回旋。
ちょっと内にまわる。
膝下の骨の脛骨【けいこつ】は
外に回旋する。
で、
カチピン!
ってなる。
この最後のちょっとした動きが、
終末回旋。

これで、
カチピン!すると、
余計な筋力を使わなくて良いわけです。
大腿骨と脛骨がカチッ!ってなって
体重を支えるための強度な棒に仕上げる。

なんで、
膝カックンやられたら、
筋肉に力入ってない状態で立ってますから、
棒をいきなり外された格好で、
よろめいちゃう。
ってことですよね。

これが正常な膝の機構のひとつなわけです。
異常があると、余計な負担がかかる。
ってことになります。

確かに自分でカチピンしてみると、
最後の最後に太ももから膝にかけて、
キュ!って内に回ります。

ワタシですね、
立ったまま寝過ごせる以外にも
今日学んだことを今日のうちに忘れてしまう能力があることも
感心するんですよね。

でも、
終末回旋。
これは大丈夫そう。
素敵な仕組みですもんね。

これから、初めてお邪魔する治療院に向かうのに
電車乗るんですけど、
この仕組みを大いにつかって、
今日は立ちっぱで移動してみまーす。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?