鬱血【うっけつ】

ワタシのカラダの60%は水。
なんですよね。
今朝の体重は76.2キロって、いい感じで保ってるんですが、
計算を簡単にするために80キロだとすると、
48キロが水。
そこに32キロの「ワタナベの素」みたいな
永谷園さんとかで売ってそうな固形物を混ぜると
ワタナベなる人体が出来上がる。

48キロの水の中の
約6キロが血液。
これが生命維持には不可欠中の不可欠な液体で、
逆に言えば、
血液が行き渡らないと、
細胞は生きられない。
病の引き金になっちゃうということですね。

鬱血を病理学で学んだんですが、
子供の頃に必ずやる人体実験。
手の指に輪ゴムをグルグル巻きにして、
輪ゴムから先っちょの指が
痺れる、赤黒くなる。
やったことない人はいないはずです。

な訳ないですかね。
ワタシはやりました。
アレというか、コレも鬱血。

静脈が機能しない。
なので、
血液が心臓に戻れないで溜まっちゃう。
のが鬱血。

で、
充血【じゅうけつ】
という聞き慣れた方もありますよね。
こっちは動脈がバンバン血を送っちゃう。
静脈は普通な仕事をしてるのだけど、
動脈の仕事っぷりがハンパない。
なんか、バンバン働いてる。
そうすると、
溜まっちゃう。

鬱血も充血も、
血液が溜まっちゃう。
いうことは同じなんですけど、

充血は炎症によって起きるってのはもちろんなんですけど、
すなわち病気。ってことでもなく、
運動すると筋肉にはいつもの5倍も血液が行くんです。
なので、
ー熱を持つし
ーパンパンなるし
って、コレも充血。

鬱血の方はちょっと問題。
80キロの中の貴重な6キロの液体。
心臓が80mlのリポビタンDくらいの量の血液をプシュー!って送るのが1回。
ワタシの1分間の心臓の拍動数は70回くらいですから、
70回✖️80mlで、
5.6リットルで、約6リットルの血液。

ってことはですよ、
貴重な貴重な血液6リットルが
動脈によって全身に送られ、
静脈によって心臓に戻され
1分間で全身を回ってるってことをしてる。
心臓のプシュー!からの
「血液回るシステム」
の戻ってこないとこの故障。

寅さんみたいに柴又に帰ってくるたんびに
ひと騒動起こす厄介なオッサンだって、
帰ってこないとなったら、
そりゃサクラだってタコ親父だって
病気になっちゃう。
みたいなもんです。

ん。みたいな、、もんですm(__)m

経済
とかってのも、
ー回る
ー回らない
とか言いますよね。

経済なんてカッコつけましたけど、
お金ってのは回ってるんですよね。
鬱血させちゃいけないとしたら、
「使う」ってことですかね。
使うことで、世の中に戻す。

収入がないと生きていけないから、
収入ってのは動脈かなと。
動脈によって入ってきた血液は
戻さなかったら世の中は回らない。
じゃ、
支出ってのが静脈か。

今日、
思い切って決断したiPadが家に届くんです。
そんなこんなで、
あれこれと
買った理由を
コネコネして屁理屈を構成して、
宅急便屋さんが鳴らす
「ピーンポーーン!」
の音を待ってウズウズしております。


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