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国家試験合格発表からの夢【ゆめ】

鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家試験
合格いたしましたー。

昨日3月25日の午後2時に厚生労働省のホームページに
合格者が番号で発表されるという仕組みで、
ネット環境で自分の番号を探すというやつです。

(ま、落ちてることはない。)
って思ってはいても、
(100%合格してる。)
とは思えないのが試験だったりするじゃないですか。
もう、まさにそんな感じで試験終了から約1ヶ月を過ごしたわけなんですけど、
いよいよ、昨日を迎えてで、
いよいよ、その時間を超えて、
いよいよ、確認をしてみると、

キラキラー!って、、
ここよーー!って、、
見てーーー!って、、
ワタシの番号ちゃんがワタシにウインクしてくれてる感じ。

(ぷはーー。。)
って。。
ほんと、、
ホッとしました。。

このホッとした感覚を別のことに例えるとするなら、
我慢が限界の状態でトイレに駆け込もうとしたら、
入り口んところで並んでる人を見るという悪夢のような光景は夢じゃなくて現実なのねって理解させられて、
進まない列の最後方に並んで、
天井を仰いじゃったり、床を睨みつけたりを繰り返しながら、
やっと個室に入って悪気はないけどバン!って扉閉めて鍵閉めて、
パンツ脱ぐのとほぼ同時にして、
便座にケツを押し付けるかのように座れた時の

(ぷはーー。。)
くらいのホッと。
だから、なかなかなホッとな感覚でした。

くだらない例えを書いてたら何言おうとしてたか忘れそうになっちゃいましたが、
思い出しました。
夢【ゆめ】のことです。

受験から昨日の合格発表までの間に、
試験に落ちた夢を2回見たんです。
まさに悪夢っすね。
悪い夢。
悪い夢って、良い夢を見た時より、
より鮮明に覚えてたりしませんかね?
良い夢の方は、
(やー、いい夢だったなぁ。。)
なんて思ってても朝ごはんしてる間に完全に消去されちゃって、
思い出そうにも夢の入り口さえ消されちゃったり。
逆に悪い夢の方は、特にここんところで見させられた不合格の夢は、
今も誰かに話せます。
ま、笑い話に昇華させないと話してる方も聴いてる方も楽しくないので、
嘘にならない程度にちょっとした演出が必要だったりはします。
ワタシが寝てる間に見る「良い夢」と「悪い夢」ってそういう特徴がある気がします。

夢【ゆめ】って、
寝てない時にも見ますよね。
そっちの夢の方は
持ったり持たなかったり、
あったりなかったり、
描いたり描かなかったり、
叶ったり叶わなかったり。

こっちの叶えたい方の「良い夢」ってのも
誰かに話す時には、
嘘にならない程度にちょっとした演出が必要だなって思うんですよね。
今日はワタシのそれをここに記したいと思います。
誰かに伝えたいというより、このブログをまもなく終えるにあたって、
まさにログとして記録をしておこう。
そんな想いでもあります。

それは、
「80歳になっても仕事をしていること。」
なんです。
仕事ですから、なんらかの形で収入を得るということなのですが、
その収入の額に夢があるわけではありません。
ただ、仕事で得るその収入が、
「誰かに喜んでもらっている」ことの実感がわかりやすいものであってほしい。
そうありたい。
そうあるための自分に対する自分の演出をしていこう。
80歳になった自分が誰かから
「ありがとう」
をいただくのと一緒にそのお礼とも言える収入を頂戴する。
そんなジイさんでありたい。
それが今、ワタシが寝ずに起きてる間に見る夢です。

前職では正確には29年間となりますが、
約30年間の仕事に着きました。
いろんな経験をさせてもらいました。
いろんな失敗を晒して学ばせてももらいました。
そして視覚障害者となることをキッカケにして
49歳にして専門学校に入学して、
昨日51歳にして治療師として国家資格が得られました。
こっからの約30年間は、ダサい言い回しですが、
「第二の人生」ってやつなのかも知れません。
その新たなステージに立つことが許された今がまさにスタートであって
ここから51歳の新人として経験を積み、
失敗を晒しながら学びを重ね、
年齢と向き合って自らの健康を保つ努力をして
こっから次の30年を経た80歳を迎えているワタシが
誰かと何かを共有し、誰かに何かを伝え、
誰かに何かを施して、
「ありがとう」
って言ってもらえている。
それが、
ワタシの夢です。
合格が決定した今だから言えた気がします。

その間にはまだまだ現実に起きる悪夢とか見るんでしょうね。
なんなら、便器に座る寸前で漏らしちゃうこともあるんでしょうね。
ま、今までもなかったわけじゃないし。。
あるんですよね。
現実の悪夢みたいなの。
視力の問題やらなんやらで壁にぶち当たることもあるんでしょうね。
ま、やっぱり視力に問題がなかった今までにもなかったわけじゃありません。
悪夢みたいなの。
ありますよね。
誰にでも。

そんなこんなの「悪い夢」は
嘘にならない程度に演出をして、
誰かに笑ってもらったり、誰かに助けてもらったりして昇華させちゃう。
んで、
寝てる時の「良い夢」はすぐ忘れちゃうけど、
起きてる時に見る「良い夢」は忘れないようにチョコチョコ演出も変えてったりして、
いつしか夢が夢じゃなくなる時が来たとしたら、
なんか、
カッチョ良いなって。

夢【ゆめ】

なんて言葉を自分個人のことで使ったことがほぼないもんで、
ちょっと気恥ずかしいところがありありだったりするんですけど、
そんなジイさんでありたいというのが、
昨日、正式な発表によって得られた
合格にまつわるワタシの夢です。


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