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今、なんか面白い事やろうよ。

こんにちは。
パフォーマンスチームNEXPLOS企画部長の文芸学科4年桑原尚朗(くわはらなおあき)です。


最近、テレビや雑誌、ネットに出てくる俳優やアーティストの年齢に、自分の年齢がどんどん近づいてきている気がしませんか。
別にその人たちと張り合っているわけではないけれど、手放しにすごいって言えなくなってきている自分がいます。
NEXPLOSはきっと今の自分の能力では足りない部分もあるし、やろうとしてることはかなりの背伸びだと思うんです。
でも今もこの先も、新進気鋭の誰かの年齢を聞いた時に、恥じない自分でいられると思った選択肢がNEXPLOSでした。


話は変わりますが、「なんか面白いことやろうよ」って雁首揃えてみーーーーんな言います。なんなんでしょう。
大学1年生はこの先100回くらい聞くだろうし、言うこともあると思います。確信を持って言えるんですけど、本当に面白いことってその中に1個あればいい方で。
その意味でNEXPLOSは、本当に面白いことがここにあると自信を持って言える場所です。


自分からはNEXPLOSが大切にしている「伝える、残す」について、紹介したいと思います。

「伝える」は、NEXPLOSのパフォーマンスの核の部分です。誰かのエールでありたいと常に思っています。
エール、と一口に言っても、それは誰かの背中を押すようなものではありません。誰かを優しく慰めるものでもありません。
焚きつける、という表現が1番近いです。特にいまは、やりたいことできなくてうだつ上がらないなって人たくさんいると思うんです。そういう人たちの欲求を刺激するものでありたいと、常に考えています。
具体的に言えば、NEXPLOS以降のすべての「何か面白いことやろうよ」が本当に面白いものである確率を爆増させたい、と思います。
この状況で、この文脈でしか伝えられないことを伝える。受け手を動かす。
それが、標榜する「伝える」の意味です。

「残す」はそのままの意味です。皆さんは日芸に対する世間の評価を見たことがありますか?
過去の栄光、と揶揄されていることが1番多いと思います。もしかしたら、それは節々で感じていることかもしれません。自分もそうです。
当たり前ですけど過去だけが光っていたわけではなくて、色んな変遷を経ていま自分たちが学ぶ土壌があります。不満も多々ありますが。
半分死んだと思われているクラシカルな大学で、こんなことを言っている人たちがいた、と言われるようなインパクトを残す。これが「残す」の意味となります。
長い歴史のポイントを、過去のイメージと現在を結びつけて明確な直線にすること。それはNEXPLOSの最大の目標です。

かなり大きいことを言ってしまったような気がしますが…。
NEXPLOSのメンバーは各々の角度や視点から、NEXPLOSに切り込んでいます。
同じような意識がある人や面白いと思ってくれる人と、ぜひ一緒に作っていけたらいいなと思います。
よろしくお願いします。

2020 NEXPLOS 企画部長
文芸学科4年 桑原尚朗

尚朗

photo by MAKOTO TAKEUCHI

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