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エリック教授のWeekend ミュージック  #1 ビージーズ 「恋のナイトフィーバー(NIGNT FEVER)」

こんにちは。青山学院大学の教授、エリックです!
音声メディアのアプリ「Voicy(ボイシー)」のパーソナリティとして、「エリック教授の超音楽的日常」と題し、毎日約10分間話しています。
平日は前日に起こったことや感じたこと、仕事に関係することなどを話します。週末は、ちょっと堅苦しい話はやめて、一週間頑張ったご褒美という感じで「Weekend ミュージック」として、僕が好きな曲やアーティストを紹介しながら、それにまつわるお話しをしています。

このnoteでは、週末に「エリック教授のWeekend ミュージック」で話していることをもとに、ちょっとバージョンアップして発信していこうかなと思います。
文字だけでなく音楽や動画も楽しみながら、新しい発見をしていただけると嬉しいです。

では、スタートします!

#1 ビージーズ 「恋のナイト・フィーバー(NIGNT FEVER)」

Voicyの音声はこちらの▶︎再生から↑


今日は、土曜日です。
”ウィークエンド”で頭に浮かぶのは、LOVERBOY(ラバーボーイ)というバンドです。
皆さん知ってますか?

僕は、80年代のアメリカンロックが大好きです。
ラバーボーイは、結構マニアックかな? でもね、ヒットしたはずなんですよ。
キャッチーなアメリカンロックでとてもシンプルな作りの、「Working For The Weekend(ワーキング フォー ザ ウイークエンド)」という曲があります。

歌詞の中に「Everybody's working for the weekend」というフレーズがあって、みんな週末のために頑張って働いているって意味ですよね。それを想像すると、なんか曲としてかわいいなと思ったんです。

初めてこの曲を聴いた時に、真っ先に頭に浮かんだのがJohn Trevolta(ジョン・トラボルタ)主演の映画「SATURDAY NIGNT FEVER(サタデーナイトフィーバー)」です。
The BEE GEES(ビー・ジーズ)の「NIGNT FEVER(恋のナイト・フィーバー)」という曲とともに、一世を風靡しました。

日本では1978年に公開され、世にディスコブームを巻き起こして、音楽だけじゃなくてカルチャー的にもすごい影響を与えたと思います。僕が10歳の頃でした。
当時まだ新人だったジョン・トラボルタは、この映画がきっかけとなり、瞬く間に有名になりました。

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ジョン・トラボルタ演じる主人公は、ブルックリンのペンキ屋の息子。普段すげーつまんない人生送ってて、なんかもう飽き飽きしてるんですよね。その彼が唯一スターになれるのが、週末の土曜日の夜に開催されているディスコ。そこでバシッと決めて踊るんですよね。
平日のイケてなさと、土曜日になった時の生き生きした顔や決めのスタイル、オンとオフの切り替えがなんかすごく印象的で、かっこいいなって思いました。
一方で、ちょっと悲しい感じも僕は受けました。普段のイケてない感じがなにか心に引っかかって。ギャップがとても印象的な映画でした。

アメリカ映画は、それだけでは終わらないところが好きなんです。
また、恋に落ちる相手は、階級が違ったり全く世界が違う人なんですよね。典型ですよね。
この映画もご多分に漏れず、かなりのインテリの女性と恋に落ち、俺はこんな生活をしてて良いのか?となって、確かディスコで大きなダンスコンテストのイベントにチャレンジし優勝するというようなストーリーだったと思うな。
すごく素敵ないわゆるアメリカンドリームではないんですけど、なんかこう前向きになっていく姿がとても印象的でした。

ちなみにですね、これ実は続編があるんです。我々の世代だったら知ってると思うんだけど、これもまた大ヒットしたんですよ。
「STAYING ALIVE(ステイン・アライブ)」という映画で、その後の彼を描いています。
自分としては、シルベスター・スタローンが脚本をしたのが印象に残ってて。やっぱり、シルベスター・スタローンっていうとロッキーでしょ。あのサクセスストーリーを大学の卒論で書いて、実際に映画にしてみんなを元気にした「ミスター人を元気にする人」みたいな感じの(笑)スタローンが作ったんです。
とにかく元気になるんですよね。
ジョン・トラボルタのこのシリーズ作品は、できればサタデーナイト・フィーバーとステイン・アライブをセットでみるといいですね。

アメリカは、音楽を映画に取り込むのがすごく上手い。
他には「Footloose(フットルース)」。主題歌はKenny Loggins(ケニー・ロギンス)です。「Flashdance(フラッシュダンス)」も素晴らしい映画でした。Irene Escalera(アイリーン・キャラ)の「Flashdance... What a Feeling(フラッシュダンス...ホワット・ア・フィーリング)」などたくさんのヒット曲が出ました。
映画と音楽は、とても強く結びついていることが、あらためてわかります。

ビージーズの「恋のナイト・フィーバー」を初めて聴いた時、いわゆるディスコサウンドなんですけど、裏声だし、今までになかったノリの音楽で、とにかくかっこよかった。
新しい音楽が出てくるのも、映画を見る楽しみだと思います。

今日は、映画「サタデーナイトフィーバー」そして「恋のナイト・フィーバー」の曲についての話をしました。
月曜から金曜まで疲れたなあと思って、パーっと行きたいよねって時に、この映画を見て音楽を楽しんでいただけると、元気が出ると思います!
今週末、もし機会があったらご覧ください。

こういう機会に、昔のすごくいいなと思った映画をもう一度見直して、当時の自分の心境を思い出してみるのも良いのではないでしょうか。
週末の土曜日は貴重な一日です。
素晴らしい日になりますように。

Peace out,

Eric

★Apple Music プレイリスト「エリック教授のWeekendミュージック」も聴いてくださいね!

「エリック教授のWeekend ミュージック」noteチーム 
 エリックゼミ
 大滝理紗、加藤美野、川口真凜、関根侑希、高橋幸智、細田知美


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