見出し画像

『育成』について本気で考えてみた。

こんにちはー!
次世代のために、サッカーコーチの地位を高めるチャレンジャー、アオです!
前回はどうでもよい内容でしたが、今回はまじめなお話です!


サッカーコーチの仕事は、『サッカーを通じて、選手たちを育成すること』と定義しました。

では、『育成する』とは何なのでしょうか?

漢字の意味から考えると、『成長させ、育てること』になるかと思います。

かの、松下幸之助さんも、『人間を育成する』ことの重要性を説いています。


育成って何?

画像1

「育成とは?」について、エクセル1(写真参照)を用いて、2分間で書き出してみました。(エクセル1についてはまた紹介します!)

記入内容を見てみると、

 評価しづらい

 長期

 完成ない

の言葉があり、

育成とは「評価が難しく、長期目線で考える必要があり、完成がないもの」と自分が捉えていることがわかります。

では、何をもって育成していると言えるのでしょうか?

エクセル1内の『実感』というのはキーワードになってきます。


人が成長するために必要な〇〇感!

人が成長するために必要なものは、なんですか??

もちろん、答えはたくさんあり、唯一無二の正解があるわけではありません。

カズさん(倉本和昌氏)の講座で教えてもらった言葉で、実際に子どもたちへの指導を通して経験したことをふまえると、

『人を成長させるためには成長感を感じてもらうこと』

が必要です。(学んでから、1年越しに自分の中でしっくりきました!!)

実際に成長しているかどうかよりも、本人が「自分がうまくなっている!」「できるようになっている!」と感じることが重要です。

つまり指導者は、成長感を見える化(可視化)してあげるという重要な役割を担っています!


成長感の与え方


サッカーはスポーツの中でも、特に試合で成長を感じづらいものかもしれません。
なぜならば、プレーの良し悪しを決める要素が多すぎるからです。
ただでさえ、足でボールをあつかうためにミスが起こりやすいスポーツなので、いざ、試合の中で実力を発揮して、自分の成長を実感するというのはかなり難しいものです。

仮に試合で負けてしまったら、自分の成長を感じる部分はもっと少なくなることが容易に想像できます。が、果たしてそうなのでしょうか?

「前はできなかったパスができた!」

「前はすぐに諦めていたけど、抜かされたあとも相手を追いかけられた!」

「仲間が困っているときに、すぐにサポートにいくことができた!」

などなど。

指導者がその選手を相手や味方などの他人と相対的に比べるのではなく、その選手自身を絶対的に見てあげることで、その子なりの成長が必ずあるはずです!そこを逃さずに声掛けをし、本人に気づかせてあげることがとても大切です。

試合以外の活動においても、成長感を感じられるような取り組みや仕組みを作ることで、選手がますますサッカーを好きになり、もっと頑張ろうと意欲がわいてくることにつながっていきます。

まとめ

つまり『育成する』とは、

「評価が難しく、長期目線で考える必要があり、完成がないもの」であるが、

「本人に成長感を実感させ、成長につなげること」

と考えています。

『成長』だけではなく、『成長感』を一つのキーワードに、これからも子どもたちに携わっていきたいと思います。

本日も、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?