生きづらさと共に(行き詰まりの壁)
「行き詰まりの壁」という言葉を聞いてどんな感覚が湧き上がってくるでしょう
人によってからだの感覚や感情や言葉、今まで誰かに言われていた言葉などが思い浮かぶ人もいるかもしれない、
「行き詰まり」
「奮闘してる自分」
「どうしようもなく身動きとれなくなる」
その時には自分の中にどんな声が聞こえているのでしょう
自分を責める声
自分を否定する声
どうしようもないと思う声
どうせ私なんか、と切り捨てるような声
そのひとつ一つの声を丁寧に聴いてみましょう
その時、どんな気持ちになっているのか
少しゆっくり感じてみましょう
行き詰まりが腹立たしいことは事実です。
でも、その閉塞感には実はすばらしい変化の可能性が秘められているようです。
困難をくぐり抜ける時期なのに、変わるなんて不可能とか、すべてを投げ出したくなったり、失望や絶望感に打ちのめされる、なんてことも十分承知しているのです。
でも、行き詰まりの山場を乗り超えることができれば、変化の証である拡張的で広大的な空間に舞い降りることができるチャンスなのです。
そのためには少し勇気をもって行き詰まり感に気づき
そこから何かを学び
リソース(強味・資源)を取り入れながら
その状況に対応していく力を
人は持っているのです。
私たちの今の在り方は、過去に身につけたものによる影響が大きいのです。その時は限られたリソースの中ではベストな選択肢だったのです。
まだ変化に抵抗を感じるのは、自分を守るための防御反応のため、過去からの警告が聞こえてきて、当時体験したような痛みを経験するからなのですが、それは自分を守るために痛みから遠ざけようと必死になるのです。生きるためだったのです。
変化に対する自分の傾向に気づき、取りがちな行動を少しだけ意識すること根底にある変化に対する自分の思い込みに気づくように、どのように思い込みが作られたのか、それが、今の自分にとってどのように助けになっているのかを見つめてみるといいでしょう。
あなたのこころとからだをお大事に
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